石砂山 峰山 蝶々とお花の里山
地図を広げて、近場のコースをいろいろシュミレーション。
で、この時期、ギフチョウという天然記念物の蝶々が飛んでいるという石砂山に決定。で、そのまま峰山まで足をのばし藤野やまなみ温泉で締めようというコースにしました。
車移動の途中も、桜がいたるところで目を楽しませてくれます。
やまなみ温泉からスタート。
で、ここから石砂山方面の篠原バス停に向かうには、どこのバス停からのればいいのか駐在さんで尋ねていたところ、駐在さんの奥さんが、そっち方面に用があって車で行くから、よかったら乗っていったらどうですか?というありがたい提案をいただいた。どうやらそっち方面に行くバスは無いかもしれないと不安になっていたところだったので、まさに神の声。ありがたく同乗させていただきました。
車中、この辺のいろんな話を教えてもらって、とっても楽しかったです。ありがとうございました。
篠原バス停近辺で、降ろしてもらい、登山スタート。
集落の中をのんびり歩きます。
右隅に写ってる青い服のおじさん。
この人、ギフチョウの写真を撮りにきたらしいんだけど、すれ違うすべての人に話しかける超屈託のない人。
ここでも、ギフチョウの完璧な写真が撮れたと大はしゃぎ。かわいいおじさんでした。
暑くてすでに汗をかいていたので、登山道にはいると、ひんやりした風が気持ちよかった。
ちょっと前までは、風は冷たくて、寒いものでしかなかったのに。
すでにTシャツ。
やっぱり予想してた通り、春の山は暑い。汗びっしょり。
でも、やっぱり山は気持ちいい。冬でも春でも変わらず気持ちいい。
石砂山山頂手前の長〜い階段。
石砂山山頂。ちなみに「いしざれやま」と読みます。
後からやってきた、例の屈託のないおじさんも大喜び。
メッカだ!ギフチョウのメッカだ!
と大はしゃぎで写真を撮ってました。
これがギフチョウ。
2枚ともクリコ撮影。クリコは、虫や、動物の写真を撮らせると天才的。
俺は、横切ったときにたまたま撮れた上の1枚だけ。
お昼ご飯は、カップ麺とおにぎりおにぎり。
テーブルとベンチが2組ある、こじんまりとしたかわいい山頂でした。
風が気持ちいい!
1時間ほど石砂山山頂を楽しんで、先に進みます。
送電線の鉄塔のあたりで展望が開けます。
丹沢の山々と、道志の集落が望めます。
しばらく行くと、舗装路にでます。
菅井花街道と名付けられてるらしく、その名の通り、素晴らしい花街道ぶりでした。
ピンクと白の花弁が混在する不思議な桜。
で、この先の分岐で、右に行くとやまなみ温泉に戻れるんだけど、俺はもう一山行きたい。クリコは疲れたから帰りたい。意見が分かれます。
強引に説き伏せ、次の山を目指します。
しかし、絵に描いたように不満を頬っぺたであらわすクリコ。
ごめんね。でも、この素晴らしい日をもう少し楽しもうじゃないか!
で、もう一山。峰山へ。
でも、この峰山、人気の石砂山と違って誰一人として会わなかった。たしかに地味ではある。
けど、時折見かける食虫植物みたいなやつとか。
くるんってなってる木とか。
かわいいお花とか。
そして、写真には写らない、風や、空気が気持ちいい。
で、やっぱり山頂手前の長〜い階段。
きつかった。
ようやく峰山山頂到着。
尊師空中浮遊。
祠があります。
ここでコーヒーを飲んで、長めの休憩をとって下山します。
いきなりの急坂。こけそうになるクリコ。
持ち直す!
この急坂、もし逆コースだったら、かなりきつかっただろうなと思いました。
どんどん下ります。
はい、やまなみ温泉に到着。
おつかれさま!
で、実は、ここがクライマックスだったかも。
ここの露天風呂が素晴らしかった。
風呂の前方をぐるっと桜が囲んでるので、最高の花見風呂を満喫しました。
薄曇りの空と、淡いピンクの桜の花と、新緑の若い緑のコントラスト。素晴らしすぎます!
この季節だけの贅沢。
藤野の人の人情に触れ、ギフチョウの乱舞リングに触れ、美しい花々に心癒され、温泉で疲れた体を癒され。
あー、今日もいい一日だったぜ!