南高尾山稜 THE 近所裏山トレイル
せっかくの4連休。1日も山に行かないなんてバカげてる!と思い、南高尾山稜から高尾山を歩いてきました。
南高尾山稜は、高尾山に比べて格段に人が少なく歩きやすいです。
天気のいい朝に、思い立って、ちょっと歩きに行くにはちょうどいい感じ。
でも、小さなピークをいくつも登ったり下りたりを繰り返すので意外とつかれる。
車で大垂水走ってる時に、いつも上の歩道橋が気になってたんです。あそこを歩いて行くと、どこに行くんだろうって。
あと、地元の山をとりあえずいろいろ行きたいっつーのが理由です。
朝、クリコに、うかい竹亭の近くにある登山口の近辺まで、車で乗っけてってもらって、そっからスタート。クリコは、猫の世話で不参加。なので今日は俺ひとり。
歩き出して、しばらくして左に登山口風のものがあったんだけど、なんにも案内板が無かったからスルー。
しかし、行けども行けども登山口が無い。
じゃあ、これはさっきんとこだべ。
と、戻ってそっから登山開始しました。
まずは最初のピーク、草戸山を目指します。
朝の予報だと、午後から雨が降りそうな感じだったので、どんどん飛ばして行く。
とは言え、初めての山なので、分岐を間違えないように地図で確認しながら行く。
最初の分岐、草戸峠。
で、しばらく行くと最初のピーク、草戸山。
おじさんがひとりで腕立て伏せしてた。
なんか、居ずらいので水分補給して、写真撮ったら早々に出発。
横を見ると城山湖。
しばらく行くと、ふれあい休憩所という城山湖の展望がいい場所に。
2番目のピーク、榎窪山。看板のフォントがかわいい。
鉄塔が立っている。
三沢峠。大垂水峠 小仏城山のまき道じゃない方に行く。
黄色い花がきれい。名前わからん。
大展望。ジオラマみたいな山と湖と街。
この先の中沢山は、階段がいやで、巻いてしまいました。
コンピラ山。木の枝で作ったリュック掛けがあった。おもしろい。
大洞山。自撮り。
しばらく歩くと、車の音が聞こえてきた。
もうすぐ行くと、大垂水峠。20号線を横切るとこだ。
で、念願の20号線の上の橋に来ました。
橋の上から。
20号に下りて、橋をバックに自撮り。
へー、こういうことだったんだー。と、納得して先に行きます。
橋を城山側に渡ってすぐのところに湧き水が。
積み石。
林道をどんどん登ります。
一丁平。
実は、一丁平来たのは初めて。高尾山と城山の間が抜けてたけど、これで埋まった。
で、こっから高尾山目指して歩きます。こっちから高尾山行くのも初めて。
葉桜だけど、まだまだきれい。
一丁平から高尾山までが、けっこうつかれた。全部まき道で行きました。
で、こっからが雰囲気がらっと変わる。
道もきれいに整備されてて、道中会う人も、登山に来たっつーより、散歩に来た感じの人が多くなってきた。
でも、高尾山に比べれば、まだまだ登山者率は高いです。
来ました!高尾山!
やっぱり高尾山!そんじょそこらの山とは一味違うぜ!
まず、ありえないほど人だらけ。
そこら中びっちり人だらけ。
なぜだかスーツの男の人や、ミニスカート、ハイヒールのお姉さんも当然いる。
そして、遠足のガキども。なんかいつ行っても遠足のガキがいる気がする。
なんかエキストラ的な感じで雇われてるんじゃないでしょうか。
前は、高尾山のこの雑然とした雰囲気がイヤだったけど、今日は楽しみましたよ。
このありえない山頂風景を。
おにぎり食って。
ソフトクリーム食って。
1時間ほど山頂堪能して出発。
薬王院を通って、途中から琵琶滝の方に抜けるコースに行きます。
途中、タイマー自撮りに挑戦。
3秒で設定したらこんな風になりました。
そして琵琶滝。
外人さんも多いなー。さすが高尾山。
んで、高尾山って、挨拶する人と、スルーする人と選ぶね。全部にしてたらつかれるから。
なんとなく登山者風の人で、1人の人にはかならずしてるっぽい俺。
で、舗装路に下りてきました。
ここにもきれいな川のせせらぎがあって、美しい黄色いお花が咲いてます。名前は知らん。
で、ものすごい久しぶりに高尾山口から電車に乗って帰りました。
登山者の格好で、高尾山口から電車に乗るのに、なんとなく気恥ずかしさを感じながら。
なんだかんだで今日のハイライトは、高尾山でした。久しぶりの高尾山。行ってよかったです。いろんな意味で。
ダケカンバス初リハ!
我等が夫婦バンド、ダケカンバス初のライブです。
浦安市民活動センター
入場無料
時間は、13時くらいから始まって、我々ダケカンバスは、14時くらいからの出番となるようです。あくまで大雑把な目安なので、早めの来場でお願いします。
練りに練った新曲達のお披露目、超楽しみ。すげードキドキするけど。
てなわけで、ダケカンバス、初ライブをあと3日後に控えての初スタジオリハに行ってまいりました。
8時からのリハなんだけど、念のため5時半頃家を出たら、高速ほとんど混まず、スムーズに行けて、1時間前には西船橋のリハスタに到着。
家での練習音源を聴きながら、車の中ででおにぎりを食べる。
暇なクリコは、下からライトを当ててお化けみたいになって待機中。
で、今回のライブは、ベースにたおちゃんと、パーカッションは中村くんにサポートを頼んだ。二人ともボンゴブラザーズの盟友。
中村くんは仕事で来れず、たおちゃんとダケカンバスのリハとなった。
5曲中4曲が新曲なので、たおちゃんも演奏するのは初の曲達なんだけど、まえもってMTRで作り込んだ音源を送って、聴いといてもらってたから、ほとんど一回やっただけでオッケーだった。さすがたおちゃん。
俺たちヤベー!俺たち天才!と互いを褒めあい気持ちよく進む初リハ。
クリコは、ほとんどバンドデビュー。ピアニカ始めて、まだほんの3ヶ月くらい。
家では、猫に嫌がられながら練習し、近所迷惑にならないように練習部屋の隙間を目貼りして、がんばりつづけた数ヶ月。
最初から比べるとずいぶん成長したよ。
そして、家でしこしこ作った曲達が大きく変わっていく様を、なんだか我が子の成長を喜び、目を細めながら見るお父さんみたいな心境になりながら進むリハーサルでした。
3日後の本番、きっと緊張もするだろうし、たくさん間違えもするだろうけど、絶対楽しくなるだろうなと確信した夜になりました。
石砂山 峰山 蝶々とお花の里山
地図を広げて、近場のコースをいろいろシュミレーション。
で、この時期、ギフチョウという天然記念物の蝶々が飛んでいるという石砂山に決定。で、そのまま峰山まで足をのばし藤野やまなみ温泉で締めようというコースにしました。
車移動の途中も、桜がいたるところで目を楽しませてくれます。
やまなみ温泉からスタート。
で、ここから石砂山方面の篠原バス停に向かうには、どこのバス停からのればいいのか駐在さんで尋ねていたところ、駐在さんの奥さんが、そっち方面に用があって車で行くから、よかったら乗っていったらどうですか?というありがたい提案をいただいた。どうやらそっち方面に行くバスは無いかもしれないと不安になっていたところだったので、まさに神の声。ありがたく同乗させていただきました。
車中、この辺のいろんな話を教えてもらって、とっても楽しかったです。ありがとうございました。
篠原バス停近辺で、降ろしてもらい、登山スタート。
集落の中をのんびり歩きます。
右隅に写ってる青い服のおじさん。
この人、ギフチョウの写真を撮りにきたらしいんだけど、すれ違うすべての人に話しかける超屈託のない人。
ここでも、ギフチョウの完璧な写真が撮れたと大はしゃぎ。かわいいおじさんでした。
暑くてすでに汗をかいていたので、登山道にはいると、ひんやりした風が気持ちよかった。
ちょっと前までは、風は冷たくて、寒いものでしかなかったのに。
すでにTシャツ。
やっぱり予想してた通り、春の山は暑い。汗びっしょり。
でも、やっぱり山は気持ちいい。冬でも春でも変わらず気持ちいい。
石砂山山頂手前の長〜い階段。
石砂山山頂。ちなみに「いしざれやま」と読みます。
後からやってきた、例の屈託のないおじさんも大喜び。
メッカだ!ギフチョウのメッカだ!
と大はしゃぎで写真を撮ってました。
これがギフチョウ。
2枚ともクリコ撮影。クリコは、虫や、動物の写真を撮らせると天才的。
俺は、横切ったときにたまたま撮れた上の1枚だけ。
お昼ご飯は、カップ麺とおにぎりおにぎり。
テーブルとベンチが2組ある、こじんまりとしたかわいい山頂でした。
風が気持ちいい!
1時間ほど石砂山山頂を楽しんで、先に進みます。
送電線の鉄塔のあたりで展望が開けます。
丹沢の山々と、道志の集落が望めます。
しばらく行くと、舗装路にでます。
菅井花街道と名付けられてるらしく、その名の通り、素晴らしい花街道ぶりでした。
ピンクと白の花弁が混在する不思議な桜。
で、この先の分岐で、右に行くとやまなみ温泉に戻れるんだけど、俺はもう一山行きたい。クリコは疲れたから帰りたい。意見が分かれます。
強引に説き伏せ、次の山を目指します。
しかし、絵に描いたように不満を頬っぺたであらわすクリコ。
ごめんね。でも、この素晴らしい日をもう少し楽しもうじゃないか!
で、もう一山。峰山へ。
でも、この峰山、人気の石砂山と違って誰一人として会わなかった。たしかに地味ではある。
けど、時折見かける食虫植物みたいなやつとか。
くるんってなってる木とか。
かわいいお花とか。
そして、写真には写らない、風や、空気が気持ちいい。
で、やっぱり山頂手前の長〜い階段。
きつかった。
ようやく峰山山頂到着。
尊師空中浮遊。
祠があります。
ここでコーヒーを飲んで、長めの休憩をとって下山します。
いきなりの急坂。こけそうになるクリコ。
持ち直す!
この急坂、もし逆コースだったら、かなりきつかっただろうなと思いました。
どんどん下ります。
はい、やまなみ温泉に到着。
おつかれさま!
で、実は、ここがクライマックスだったかも。
ここの露天風呂が素晴らしかった。
風呂の前方をぐるっと桜が囲んでるので、最高の花見風呂を満喫しました。
薄曇りの空と、淡いピンクの桜の花と、新緑の若い緑のコントラスト。素晴らしすぎます!
この季節だけの贅沢。
藤野の人の人情に触れ、ギフチョウの乱舞リングに触れ、美しい花々に心癒され、温泉で疲れた体を癒され。
あー、今日もいい一日だったぜ!
八王子城山 戦国時代への山旅
4/2。
前から行ってみたいなと思ってたんだけど、タイミングが合わず今回が初になりました。
八王子城は、山そのものが要塞になってる山城で、日本100名城にも選ばれているらしい。つっても城自体は存在してなくて、ここに本丸がありました。ここに門がありました。っていう想像して楽しむ非常にマニアックな世界。
今回の同行者のモリヤくんは、戦国時代に特化した歴史マニアで、戦国時代の事を語ってる時の彼は、ホントにいきいきしています。
なので、彼は、山登りっていうよりは、完全に八王子城址狙い。
そして彼は、今回が初山登り。戦国時代というエサで釣って、山登りの世界に引きずりこんでやろうと思います。
朝9時半に、八王子城址の駐車場で、モリヤくんと待ち合わせ。
今日は、1日晴れるって予報だったんだけど、曇ってます。
前にも登山口までは行ったことがあって、そのときにも感じたんだけど、なにかおどろおどろしい雰囲気があります。
戦国の世に散った歴史が、そう感じさせるのでしょうか。
しばらく行くと、こんな石垣が積んでありました。
柵門跡。
ここに柵門があったらしいです。
どんどん行きます。
危険地帯ではしゃぐモリヤくん。
九合目の標識。
このあたりで、絶景が広がります。
天気が良ければ、房総半島のほうまで見渡せるそうですが、今日はダメでした。
昔々、妙行というお坊さんが、この山で修行していたところ、牛頭天王という神様が8人の王子を伴って現れたそうです。
で、その八王子権現を祀ってある神社。八王子の地名の元になった場所です。
そして高尾の山といえば天狗。
本丸趾。
拝むモリヤくん。
この時何を拝んでいたのか聞くと、何も考えてなかった。形だけだよ!とさわやかに答えたモリヤくん。
で、ここからさらに奥に行くと井戸があった。水はでたけど飲めるのかは不明。
八王子城天守閣趾。
きっとここでも凄惨な闘いが繰り広げられたんだろうなと思いました。こんな山の中で。
そして、城址をめぐる山行は、とりあえずここまで。
ここからは、純粋な山登りになります。
城址抜きで、山登りだけでみても、いろんなコースがあって、なかなか楽しめるなと思いました。
大樹。
この木も戦国の世を見てきたのでしょうか?
そして富士見台という今日の標高最高点。
ここでラーメンとおにぎり。
富士見台から見る高尾山。
下山!
下山ルートは、山と高原地図の破線ルートで行こうと思ったんだけど、地図にのってない方に標識がでてる。面白そうなので標識にしたがって行ってみた。
踏み跡がほとんどない、これ道なのかなーという感じの道だったけどなかなか面白かった。
姿はちょろっとしか見えなかったけど、猿が何匹かガサガサしてた。
モリヤくんも、ドラゴンクエストみたいだと言って、このプチ冒険を楽しんでいた。
で、下に降りて、また城址めぐりです。
御主殿の滝。
悲しい歴史が刻まれた場所のようです。
御主殿趾。
ここが主城で、北条氏照が暮らし、政を行った場所のようです。
八王子城の山城とは、まったく趣が違っていて、山城の戦に特化した野卑さや、質素さはまるで無く、殿様の暮らしが想像できるような悠然とした空間でした。
虎口と呼ばれる御主殿の出入り口。
石造りの階段に衛兵が立ち、この奥の贅沢空間を守っていたことが想像されます。
400年前から残る石垣らしいです。
ここで一旦解散して、湯ったり館という風呂屋に、夜、再集合。
ここからクリコ、ヨッシーも合流します。風呂部です。
この風呂屋は、温泉ではなく、八王子市の清掃工場で出る熱を使った、沸し湯の風呂屋です。
温泉だろうが、温泉じゃなかろうが気持ちよければオッケーです。
今回の山城をめぐる山行、今ここにあるもの全てが、歴史の上に成り立ってるんだという、夢のようなうつつのような感覚で歩いてました。単純に山登りを楽しむだけでなく、こういうのも面白いなと思いました。
モリヤくんの歴史解説が、また面白くて、まるで見てきたかのように語るのですが、自分でそれに気づき、らしい!らしいよ!と最後につけ足すのが面白かった。
以上、戦国の世に想いを馳せる山旅でした。
陣馬山 春山の扉
朝の天気予報だと、午後3時くらいから雨が降ると言っていたので、行くかやめるかどうしようかと言っていた。
3時前に下山すれば、大丈夫だろうということで、行くことにした。
相模湖駅から路地裏を歩いて行くと、桜がきれい。
慈眼寺の鳥居をくぐって、参道を行き登山口へ向かう。
ちなみに、今回、前日にトレッキングポール購入していて、それの威力を試すのも今回の楽しみ。
今回の山行、同行するのは、御歳81歳の俺の父親。いまだ現役の山登リスト。40代から山に行き始めてるので、キャリア40年の大ベテラン。
陣馬山も数十回登ってるそう。なので今回は父に先導してもらって、いろいろ教えてもらおうかなと。
で、ストックをだすタイミングで、親父が、よし!ここからストックつかうぞ。まず一本だけつかいなさいとか指導が入るも、嫁が、えー!もう2本出しちゃったよ!めんどくさいからいいよ!と、反抗期。
なので、このまま2本づかいで行くことに。
俺は、もちろん言いつけ通り1本でいきましたよ。
最初のベンチで小休止。
しばらく行くと東屋が。また小休止。
とっとこ先を行く健脚の親父。
で、4/18のライブのための練習音源を流しながら、歩いてたんだけど、その中のゴン入り峠って曲が、前を行く父ちゃんにどハマり。前を歩く父ちゃんの姿を見ながら、この曲を聴いてると、まるでPVを観てるよう。絵になる男です。
父ちゃんにリモコンを向け、操作してるかのような感じですが、iPhoneから音源を流してるとこ。
林道を横切るところ。
明王峠手前の石投げ地蔵。なんだか悲しい逸話が書いてあった。
がっつり登り。
明王峠。
桜の下で翁っぷりがすてき。
明王峠にあった緑色の木。
この木なんの木 気になる木
名前も知らない 木ですから
名前も知らない木になるでしょう
名前も知らない 木ですから
名前も知らない木になるでしょう
という昔のCM曲を思い出しました。
そそり立つ白馬。
昼ごはん。あったかいから汁もんいらないだろうと思ったんだけど、やっぱいるな。
ダケカンバ!
じゃ、下山!
小休止で居眠りを決める。
なので、スタートと、ゴールが別地点というのも初体験。
単純に山登りのことだけを考えれば、自由にコースを組めるので、こっちの方がいいのはわかってるんだけど、根が面倒くさがりやなので、ついつい気軽に行ける車の方を選んでしまいます。
まあ、これからは、無理のない感じで、たまには、電車、バス移動もいいかなと思いました。
ストックの使用感。
やっぱあったほうがいいわ。
全体的に楽。体重が分散されるってことよりも、まずバランスがとりやすい。自分の歩く方に、先にストックをだすと、触覚とか、アンテナみたいな感覚があって歩きやすいと思いました。
で、結局雨降んなかったね。どっちかといえばいい天気だった。行ってよかった。
最後に、春山の花たち。
ダケカンバスの準備
3/25。
ガットギターを持って、銀座の山野楽器に行く。
これからライブでガットギターをつかうにあたって、音響面でどうするかというのを解決するために行った。
そもそも、なんでガットギターでやりたいのか。
それは、持病のリウマチもあって、スチール弦のアコギだと、テンションがきついっていうのが一番の理由。
じゃあ、エレキでいいじゃんと思ったけど、どうしてもエレキよりもアコースティックのほうが音的に合うと思ったっていうのも大きな理由。
そして、お金がないので、なるべくお金をかけずにというのが第一条件。
ライブでつかうとなると、アコースティック楽器に付き物のハウリングの問題。
まず、手持ちのガットギターにピックアップを埋め込んでつかうという案からいろいろ楽器店で相談してみた。
で、ピエゾのマイクを埋め込んでつかうという案。
それだと、手持ちのギターをそのままつかえるし、たぶんバンドでも使えると思う。
けど、穴を開けて中にいろいろ器具を埋め込むとなると生音が変わってくる。
このガットギターの音は気にいってるので、生音が変わってしまうのは却下だ。
で、安いエレガットを購入という案。
これだとピエゾのマイクを埋め込むより安く上がる可能性もある。
で、たまたまそこにあった中古のヤマハのエレガットを試奏させてもらう。
まあ、可もなく不可もなくって感じ。
だけど値段が3万円代。
しかも、仕事の関係で社割をつかって10%引きで買える。
一旦クールダウンして、外でじっくり考えることにする。
銀座の街をプラプラ歩きながらおにぎりをかじる。
かじりながら考える。
たぶん、一番のお金の面から考えると、いい選択だと思う。
音的にイマイチでも、ギターは、あるていど育てられるので、それほどマイナスポイントにならない。それよりも弾きやすさ、ルックス、値段が大事。
で、ルックスは、イマイチだけど、値段と、弾きやすさでクリアしてるので、買うことにした。
これからバリバリ弾いて育てていく。
で、クリコも楽器を新調することに。
ピアニカを見にいくと、かっこいいスズキのメロディオンがあった。真っ黒いボディに金色の縁取りがいかしてた。
鍵盤も37鍵あって、音もいいみたい。
で、クリコもこれを買うことにした。
あと、CDを2枚買った。
マダガスカルのテタと、ンビラの人のやつ。
これも俺の血となり肉となるだろう。
さっそく、帰って音出し。
アンプに繋いで弾いてみる。
悪くない。
クリコの新品のピアニカと合わせてみる。
…いいっ!
ピアニカも前のより、音が品のある音で、カッチリ締まって聞こえる。
夜、ハスくんが遊びに来た。ハスくんは、カールトン&ザシューズの来日記念盤の7インチと、矢野顕子とティンパンの里がえるコンサートのCDを見せびらかしに来たので、こっちは、新しい楽器で、新曲を見せびらかしてやった。
結局、ライブで予定してる6曲を全部披露。いい感じ。
ダケカンバス初お披露目は、観客ハスくんひとりだけのプライベートライブと相成りました。
鷹ノ巣山 さすがボス
久しぶりの山登り、前夜どこにしようかいろいろ考えて、久しぶりの奥多摩の山で、前から行きたかった鷹ノ巣山に決めた。
なんとなく俺の中では、奥多摩のボス的な位置づけの山。
もちろん雲取山が大ボス。
7時過ぎに出発して、東日原バス停近くの有料駐車場に車を入れる。この駐車場は、1日で500円、無人の野菜売り場みたいな感じで、自己申告でお金を入れるスタイル。俺が来た時には、すでに7、8台の車が止まってた。で、9時過ぎに登山スタート。
こんな町並み。真ん中奥の雪をかぶってる山が鷹ノ巣山。
登山道入口。
民家横の階段を下りていく。住民の方に、気をつけていってらっしゃい、と声をかけられ、心なごむ。
真ん中のピョコンと飛び出てるのが、稲村岩。どでかい岩の塊です。近くで見るとすげー豪快です。
こんな感じの杉林の登山道を行きます。下には沢がサワサワと流れています。
稲村岩の真下を通過。直に見るとものすごい迫力だが、iPhoneのカメラではまったくそれは写らない。つーか写せない。力量不足です。
最初のうちは、周りの穏やかな風景を楽しみ、余裕の登山。
稲村岩の上に到着。さっそくアタック。
余裕余裕。
稲村岩を楽しんで、しばらく行くと、雪道がはじまり、アイゼン装着。
ここら辺はまだ余裕。
そして、奥多摩三大急登とよばれる地獄の登りが始まった。
まだつかねーのか。
倒木の中に石が詰められていた。なんなの?
あともう少し、山頂間近。
ほんとつかれた。今まで登った山の中ではNo. 1でキツかった。とにかく急登が長い。御前山も相当だったけど、鷹ノ巣山の勝ち。さすがボス!
で、やっと山頂。
とりあえずメシメシ!
今日は味噌汁とおにぎり。味噌汁がうまかったなー。
ガスで霞む幻想的な奥多摩の山々。
尾根道の先に日蔭名栗山。
ダケカンバはいいなー。
ダケカンバ with ダケカンバス!
僕たち夫婦でダケカンバスというバンドを組みました!笑っちゃダメ!
鷹のポーズ。
最初の計画では、避難小屋の先の日蔭名栗山まで行って、ピストンで帰ろうと思ってたんだけど、時間的にも、体力的にもぜんぜん無理。
飯食ったら、さっさと下山することに。
最初のうちは、フカフカの雪がクッションになってくれて調子よく下りてった。
余裕の表情。
雪が無くなってからが、地獄の下山道だった。膝が笑う笑う。
で、棒っきれ拾って、ストック代わりに。
これまで、ストックの必要性をまったく理解できなかったんだけど、絶対いる。絶対買う。
棒っきれ持って決意の表情。
いやー、ほんとに今日はつかれたなー。
こんなにつかれたのは、山登り始めてから初めて。鷹ノ巣先輩ありがとうごさいました!
帰り道、最後の力を振り絞って。
追記
FieldAccessってiPhoneのアプリいいね。
トレッキングに特化したGPSアプリなんだけど、昨日入れて今日初めてつかってみた。
脳みそ固まったオッサンなので、複雑なことは理解できません。しかし、非常にシンプル。わかりやすい。すばらしい。
ただし、すげー電池食う。
下山時は、残り1%。
充電器を持ってくしかないのかな。それさえ無きゃ最高なのにな。