鷹ノ巣山 さすがボス
久しぶりの山登り、前夜どこにしようかいろいろ考えて、久しぶりの奥多摩の山で、前から行きたかった鷹ノ巣山に決めた。
なんとなく俺の中では、奥多摩のボス的な位置づけの山。
もちろん雲取山が大ボス。
7時過ぎに出発して、東日原バス停近くの有料駐車場に車を入れる。この駐車場は、1日で500円、無人の野菜売り場みたいな感じで、自己申告でお金を入れるスタイル。俺が来た時には、すでに7、8台の車が止まってた。で、9時過ぎに登山スタート。
こんな町並み。真ん中奥の雪をかぶってる山が鷹ノ巣山。
登山道入口。
民家横の階段を下りていく。住民の方に、気をつけていってらっしゃい、と声をかけられ、心なごむ。
真ん中のピョコンと飛び出てるのが、稲村岩。どでかい岩の塊です。近くで見るとすげー豪快です。
こんな感じの杉林の登山道を行きます。下には沢がサワサワと流れています。
稲村岩の真下を通過。直に見るとものすごい迫力だが、iPhoneのカメラではまったくそれは写らない。つーか写せない。力量不足です。
最初のうちは、周りの穏やかな風景を楽しみ、余裕の登山。
稲村岩の上に到着。さっそくアタック。
余裕余裕。
稲村岩を楽しんで、しばらく行くと、雪道がはじまり、アイゼン装着。
ここら辺はまだ余裕。
そして、奥多摩三大急登とよばれる地獄の登りが始まった。
まだつかねーのか。
倒木の中に石が詰められていた。なんなの?
あともう少し、山頂間近。
ほんとつかれた。今まで登った山の中ではNo. 1でキツかった。とにかく急登が長い。御前山も相当だったけど、鷹ノ巣山の勝ち。さすがボス!
で、やっと山頂。
とりあえずメシメシ!
今日は味噌汁とおにぎり。味噌汁がうまかったなー。
ガスで霞む幻想的な奥多摩の山々。
尾根道の先に日蔭名栗山。
ダケカンバはいいなー。
ダケカンバ with ダケカンバス!
僕たち夫婦でダケカンバスというバンドを組みました!笑っちゃダメ!
鷹のポーズ。
最初の計画では、避難小屋の先の日蔭名栗山まで行って、ピストンで帰ろうと思ってたんだけど、時間的にも、体力的にもぜんぜん無理。
飯食ったら、さっさと下山することに。
最初のうちは、フカフカの雪がクッションになってくれて調子よく下りてった。
余裕の表情。
雪が無くなってからが、地獄の下山道だった。膝が笑う笑う。
で、棒っきれ拾って、ストック代わりに。
これまで、ストックの必要性をまったく理解できなかったんだけど、絶対いる。絶対買う。
棒っきれ持って決意の表情。
いやー、ほんとに今日はつかれたなー。
こんなにつかれたのは、山登り始めてから初めて。鷹ノ巣先輩ありがとうごさいました!
帰り道、最後の力を振り絞って。
追記
FieldAccessってiPhoneのアプリいいね。
トレッキングに特化したGPSアプリなんだけど、昨日入れて今日初めてつかってみた。
脳みそ固まったオッサンなので、複雑なことは理解できません。しかし、非常にシンプル。わかりやすい。すばらしい。
ただし、すげー電池食う。
下山時は、残り1%。
充電器を持ってくしかないのかな。それさえ無きゃ最高なのにな。