倉岳山 高畑山 梅雨の谷間の登山日和
ほぼひと月ぶりの山登り、久々のソロ登山でした。
丹沢の鍋割山に行くつもりだったんだけど、朝、始動が遅くなったこともあって、わりあい近場の、上野原は秋山村からも登れる、倉岳山、高畑山に変更しました。
倉岳山、高畑山は大月市が選定する、秀麗富嶽12景に選ばれた山で、富士山の眺めが素晴らしいとされる、大月ブランドの山です。
過去に、百蔵山、岩殿山の秀麗富嶽12景に登ったことがありますが、両山ともさすがのいい富士山を見せてくれました。
が、今日は、ここに着くまでの道中、富士山見えなかったので、今回、富士山は無理だろうなと感じていましたが、さて、どうでしょうか。
浜沢の駐車場。
山と高原地図で、Pマークがあるところに、たしかに空き地があります。しかし、公営の駐車場っぽくない。ここほんとに駐車場として使用していいのかわからなかったので、近所の人に確認すると、どうも個人所有の土地らしい。で、その土地の所有者の方に許可をもらい、止めさせてもらうことができました。
10時過ぎに駐車場出発しました。
花と猫。
民家横の立野峠の標識に従って、路地を入ってしばらく行くと登山道があります。わかりにくいです。
舗装路を左に逸れて、草むらの中に入っていく方が正解。
しばらくは沢沿いの道を行きます。
春には絶対来れないな。
ひたすら樹林帯を黙々と登っていきます。稜線にでても展望はなし。ちょっと修行チックな登山でした。
そんなときは、自分を古の江戸に向かう旅人と思い込み、ひたすら歩くのです。
そして、今日はクリコがいないので、自分のペースで好きに歩けます。が、自分のペースがよくわからない。
知らず知らず飛ばしすぎて、後半バテバテになってました。
そして、まずは倉岳山山頂。
にぎやかな団体さんがいたので、10分ほど休憩して、次を目指します。ひとりだと、さっさと次に行きたくなります。
穴路峠。ここで4方向に分岐します。
今はハイカーしか通りませんが、かつては、大月と秋山を結び、生活道路、文化の交流地点として、人々の往来があったそうです。
ここを高畑山方面に進みます。
ちょっと行くと天神山というピークが現れました。
ちなみに、この記事のトップの写真は、天神山で撮ったものです。
そして、またまた森の中をひたすら歩きます。
そして高畑山山頂。
ここで先に休んでおられたおじさんに、その杖かっこいいなー。とストックを誉められる。いや、杖って言いかたの方がかっこいいっす!
おにぎりを食って、写真を撮り、しばらくキョロキョロすると、もうやることはないので、下山することにする。
帰りは、倉岳山まで行かず、穴路峠で、秋山村の方に下ります。
この落ちてる枝を踏むと、枝が起き上がって、足に引っかかって歩きにくかったです。
いい感じの廃屋。こんな家に住んでみたい。江戸時代の木こりの権蔵さんはきっとこんなとこに住んでいた。
そして、国道まで下りてきて、田んぼや、鴨を横目に公道を歩きます。
駐車場に13時50分着。ハスラー、田舎の風景が似合うなー。
ひとりの登山も楽しいけれど、やっぱりふたりで歩く方が楽しいな。
あっ、富士山は、やっぱり見えませんでした。残念。