丹沢大山 家から見える山に行こう
いつも家の窓から見える、彼方にそびえる美しい三角形の山。大山に行ってきました。
奥多摩の大岳と、丹沢の大山と、富士山は、どこから見てもすぐわかる山。俺の中のわかりやすい山ベスト3。
しかしながら、未だその三つはまだ未登です。ここらへんでそろそろ行った方がいいんじゃないかと思い。手始めに大山に登ってきました。
以下ヤマレコから↓
江戸時代の庶民にとっては、大山詣と江ノ島詣のセットが娯楽の一つで、各地からの参詣者は登山口(現在の大山ケーブル駅)の旅館に宿泊し、翌朝・先導師(山岳ガイド)と山頂を目指した。帰路は日向薬師に下山し江ノ島まで歩き宿泊し”精進落し”と称しては乱痴気騒ぎをするケースが多かったようだ。
大きな山で大山。シンプルで好きな名前です。形はきれいな三角形で、いかにもTHE山!という風情。
このわかりやすさが江戸庶民の琴線に触れたのかわかりませんが、とにかく大山詣では、古くから続く庶民の娯楽らしいです。
ルートは、最短で行けるヤビツ峠からのルートで行きました。
登山口のヤビツ峠までの、延々つづく狭い峠道を、車で登っていきます。
そろそろあきてきた頃に、ヤビツ峠の駐車場に到着しました。
峠を挟んで、西に行くと塔ノ岳。東に行くと大山です。
準備を整え8時45分頃スタートしました。
登り始めて15分くらいでいきなり絶景が現れました。
遠くに光るのは相模湾か?
立ってます。霜柱。
富士山チラリ。
階段や、木道が多い登山道。
おいしいですよ!
表尾根越しの富士山の絶景スポット。右手に南アルプスチラリ。
居合わせた老夫婦の旦那さんに撮ってもらった写真です。
すごくいい写真です。いい記念になりました。ありがとうごさいます。
鳥居をくぐって…。
もう一つくぐって…。
大山頂上本社前。
天気が良かったのはここまで。あっという間に白い雲に覆われてしまいました。
山頂。大山先輩ありがとうごさいました!
山頂の茶屋にいた看板猫。一瞬ビックリした。
八王子方面。家から見える大山山頂から家は見えるのか?見えるわけがありません。
いつ降ったのかわかりませんが、雪が残ってます。
風は無かったんだけど、とにかく頂上寒かった。この前の北八ヶ岳程ではないにせよ、やっぱり寒い。
カップラーメンがあっという間にぬるくなっていきます。
正直大山をなめてました。俺みたいな駆け出し野郎が、大山をなめるなんて100年早いのはわかってるけど、なめてましたね。
防寒装備を削ってきたことを後悔しました。
下山。
表参道から下社を回って、柏木林道の方にグルッと周回して下りる予定だったんだけど、このあとの野暮用のことを考えて、サクッとピストンで下りることにした。
下山途中、幼稚園児達の集団に会う。
「山頂に行って来たんですか?」
「山頂まであと何分ですか?」
やたらテンションが低い園児達。
ほんとにイヤそうで、なんだかかわいそう。
まあ、がんばれよー。と手を振って別れます。
彼らはちゃんと山頂まで行けたのかな?
でも、晴れてればグルーっと伊豆の方から、三浦半島まで、さらには都内の方まで、いやいやさらにその向こうまで…。
ヤビツ峠からなら、行程短いだけに、早朝登って、朝日を拝んでくるのもありだなと思いました。