岩殿山 稚児落とし 大月のランドマーク
去年の暮れは、みなさんもそうだと思いますが、仕事地獄の日々で、心身ともにやられていました。
そして、明けて2016年。さすがにひと段落して、やっと山に行けるような日々を取り戻しつつあります。
12月に休めなかった分を、新年始まって、まだ仕事が立て込んでこないうちに消化してしまおうということで、一気に連休を取ることができました。
そして、1/4。せっかくの快晴の天気予報にもかかわらず、夕方から野暮用が入っていて、ガッツリ登山というわけにはいかず、あっさり目ですが、何はともあれ新年早々、また山登りができて幸せです。
さてさて、新年第一弾は、大月のランドマーク的な山、岩殿山に行ってきました。
東京から行くと、中央高速の大月ジャンクション手前右手にそびえる、岩々した山が岩殿山です。標高634mの低山ながら、個性的な見た目がとても目を引く山です。
戦国時代には、岩の要塞として、山城が築かれたようです。そして、それにともなう悲しい歴史を背負う山でもありますが、それは、各自ググってください。
8時前に登山口横の駐車場からスタート。
登り始めからこの景色。さすが大月。
鳥居をくぐって行きます。
途中、丸山公園っていうのがあって、ここでトイレを借りました。道中トイレはここしか無いので寄って行きましょう。
資料館的な建物。
ここから見上げる岩殿山。
丸山公園ライブカメラに写る我々。
山頂までは、ほとんど階段。スニーカーで行けます。
あっという間に山頂。公園のような広い山頂です。さすが秀麗富嶽12景に選ばれてるだけあって、いい富士山ですね。
すぐ横に中央自動車道。
と思ったら、どうやらここは展望地であって、山頂では無い模様。
たしかに奥の方がもっと高くなってる。
行ってみると、テレビ塔が立ってるだけで、どこにも山頂標識は見当たりませんでした。
まあいっかと先に行きます。
ここからは登山道らしくなってくるので、スニーカーではちょっと厳しくなってきます。鎖場や、岩場のトラバースとかもちょくちょくでてきます。
ここが稚児落とし。断崖絶壁に股間がムズムズします。
稚児落としから望む岩殿山。
稚児落としにまつわる悲しい過去に、釈然としない気持ちを持ちながらも、サンドイッチを食べ、景色を楽しむ僕でした。
さて下山。今日は本当にあったかかった。ほぼこんなかっこでした。
下山時、また膝の調子が悪くて、忘れたストック代わりに、拾った棒っきれにつかまって降りました。
短い行程でありながら、いろんな要素が凝縮された楽しい山行でした。
そして、久しぶりの中央線沿線の山梨の山でした。高速つかわずに行けるので、懐にやさしいところもいいですね。
遠くの山に行くと、高速代だの、ガソリン代だの、駐車場代だの、あればリフト代だの、なにかと出費が多いですから。
懐にやさしいっていうのは重要だと思います。