HOLIDAY HIKER WALKING

グルーヴィーな音楽と、山が大好きな、おじさんの休日の日記です。

ココライブ 独り立ち?まだまだでしょ!

11/29。
 
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吉祥寺の花屋さん、ココライド主催によるイベント、ココライブに参加させていただきました。
もう10年以上続いてる手作り感満載のフリーイベントです。
ココライドのオーナー坂本さんご夫妻も音楽をやっておられて、ご主人は、ギター、ブルースハープ、歌。奥さんは、シンガー。

初めてやったときは、お店の軒先で、曲とか何も決めず、ひたすらセッションをしていました。今思えば、なんてチャレンジャーだったんだろうと思います。

で、ココライブ、花屋さんの中にステージを作ってやる時と、隣の体育館でやる時と2パターンあります。

花屋さんでやる時は、路面に面してる分、通りががりの人が観ていく事が多いし、花に囲まれて演奏できるっていうメリットがあります。あと半野外だから気持ちがいい。
でも、体育館でやる時も、体育館独特の雰囲気と、音の響きが楽しめます。

そして今回は、体育館。

ルーシートを敷いて、椅子を並べて会場を整えます。機材をセッティングしたらリハがはじまります。

といっても今回ひとりなので、そんなにチェックすることも無くスルッと終わります。

全組リハも終わり、いよいよはじまります。



まずは、友達のバンド、タマーマルから。

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菊地(歌、ギター)、ゆんちゃん(歌、タンバリン)。
1曲目だけ俺もゲストで参加させてもらいました。
このタマーマル、アコギの変則チューニングで、おもしろい響きを聞かせてくれる男女のアコースティックユニット。
二人のコーラスのハーモニーが美しいです。
オリジナル曲も、すごくいい曲が何曲もあるんだけど、今回は1曲しかやらなかったな。
そして、やっぱり、ゆんちゃんの歌うまいなあ。



そしてべぷしでゅお。
 
左利きのギタリスト一平くんと、その弟子(名前失念ごめん!)のギタリストのユニット。
一平くんは、ココライブの初期からの常連で出演してる、ココライブの顔的な人。
このイベントの音響も一平くんが一手に引き受けてくれてます。

そして、とにかく一平くんの顔が最近どんどん濃くなって、スーパーマリオ一歩手前。
ギターの腕はピカイチです。
顔の濃さはダントツです。



次はKGBバンド & エミリーズ。

キングストントリオをカバーするおじさん達のバンド。
編成は、ウクレレバンジョーエレアコベース、アコギ、パーカッション。
元気のいいコーラスと、グダグダのMCがいい味だしてます。

キングストントリオってwikiで調べると、バンド名は、ジャマイカの首都キングストンから取ったらしくて、カリブ諸国のフォークミュージックもたくさんカバーしてたみたい。ちゃんと聴きたいな。
たしかにいい曲たくさんあった。



次は、口笛日和。

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なんと2007年の口笛世界大会2位の実力者を要する、口笛と鍵盤ハーモニカ、ギター、カホンという3人のアコースティックバンド。

高速パッセージも、超高音もなんなくこなしつつも、テクニックだけでなく、ちゃんと歌心を聴かせてくれました。
それにMCが面白かったです。
自らコミックバンドと名乗ってましたが、お客さんを楽しませ、引き込む力はやっぱりプロだなーと思いました。



そして次は、いよいよ私。
今回は、ヒービーキングという名前で一人で弾き語りです。

ココライブのタイムテーブルの一言プロフィールで、妻へのラブソングを作って歌っておりますと書いてありますが、言わされた部分半分ですが、半分本気です。

ボンゴブラサーズというバンドで10年以上活動してたんだけど、去年ついに活動停止。いろいろあったけど楽しい10年だったなあ。

で、今年から、妻とダケカンバスというバンドを作って、一回ライブをやったんだけど、今回は、仕事の妻は参加できず、俺ひとりで弾き語りすることになりました。

積極的なライブ活動はやってないけど、家でぼちぼち曲は作ってるので、タイミングが合えばやりたいやりたい!というスタンスでやってて、今回は、ひとりだけどやらしてください!という感じでだしてもらいました。

全曲オリジナルです。

今回やった曲の半分は、妻クリコが書いた詞に曲をつけました。
そして、3分の2は、この一年以内に作った曲です。ライブやらない割に曲だけはシコシコ作ってます。


さて、ライブはどうだったか…。

前にやった口笛日和さんの、素晴らしいステージの後は正直やりたくなかったです。
しかも、完全にプロの仕事。
あー、やだなーと思いました。

でも、こっちもアマチュアとはいえ、キャリアだけは十分重ねています。
負けるわけにはいかないぜ!
と気持ちを奮い立たせてリングに上がりました。

もともとMCは苦手で、そこで頑張っても失敗するのは目に見えてます。
なので今回は、とにかく歌を一生懸命歌う、という小学生のようにシンプルな気持ちでやりました。
聴いてくれた人に伝わってくれたと信じます。

しかし静まり返った場内。ほんとに大丈夫だったんでしょうか?わかりません。

途中、歌ってる俺の帽子が段々ずれていって、ギリギリの線で止まってたのが、曲終わりと同時についに落下。俺のスキンヘッド御開帳というコントのような状況にも笑いひとつ起きないという緊迫ムード。

こっから

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こう!

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そして後半、一人の空気に耐え切れず、タマーマルの菊地くんをひっぱりこみました。

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でも、さすが菊地くん。
見事に酔っ払っていて使い物になりませんでした!笑



さてさて最後にトリの坂本バンド。

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このイベントの全てを仕切るキャップ坂本さん(ギター、ブルースハープ、歌)、そして、その妻真弓さん(歌)、ぺぷしでゅおから、一平くん(ギター)、その弟子(名前失念ごめん!ベース)、シブケンくん(ドラムス)というオールスターバンドの登場です。

いつもながら真弓さんの歌が素晴らしいです。
女性ボーカルには珍しい低音に特化した声。ディープです。
でも、暗くはならず、人をうきうきさせるなにかがあります。
観てる人たちも楽しそう。バンドのソロ回しも完璧。息もピッタリ。バンドのお手本のような演奏でした。

なんてうらやましい。俺もまたバンドがやりたいと再認識した夜でした。

そんなこんなで今回も無事楽しく終了したココライブでした。


さて、表本編終了して、裏本編。
別名打ち上げです。

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妻クリコもここから合流。
来ていきなり馴染む謎の女を、初対面の口笛日和さん達や、弟子くんは、なんだあの女はと思ったでしょうね。
さすがクリコです。

口笛さんの軽い口笛ワークショップありーの、恒例の入り乱れてのセッションありーのの、飲めや、食えや、歌えやの楽しい夜でした。

みなさんおつかれさまでした!
ありがとうございました!