谷川岳 夢か現か幻か
11/16。
夏のあいだ忙しくて、休めなかった分を、ここで一気に消化しようということで、なんと奇跡の5連休!
しかし天気予報的には、初日の16日しかいい天気に恵まれ無さそう。
今回、山にめちゃくちゃ興味を持つ、仕事仲間の2人を誘って行くことになりました。
1人は、協力会社の社長のヤマナカさん。
ヤマナカさんは、東京から折りたたみ自転車を高速バスで積んで行って、京都から東京まで自転車で帰ってくるというタフな旅をする人。そして、31歳の若さながら独立して、人を雇い、タフに仕事をこなす人。
もう1人は、そのバイトのラジくん。
2人とも山へ行くのは初めてということなので、最低限の冬の山装備をそろえてもらいました。
行き先は、谷川岳にしました。
一回行ってるので、安心感はあるし、晴れていれば、素晴らしい景色を見せられると思ったから。
前回行ったときは、天神ザンゲ岩付近から上はガスに包まれ、展望まったく無かったので、そのリベンジを果たしたいというのもありました。
前回の谷川岳の旅。
で今回、4人分の荷物を積んで、4人の大人が乗り込むには、我が愛車ハスラーでは厳しいものがあるかなと思い、ヤマナカさんの仕事用の作業車を出してもらうことにした。
今回は、留守番のハスラー。
朝6時にヤマナカさんの駐車場に集合。ハスラーから作業車に荷物を移し出発!
行きはヤマナカさんの運転。
我々夫婦は後ろの席で楽々。
ワクワクしながら、みんなで喋りながら途中紅葉の景色を眺めながら行ったから、水上まであっという間だった。
いい天気。
今回は、行きも帰りもロープウェイを使いました。
天神平からの山頂。それにしてもいい天気!
ごきげんだぜ!
ラジくんは、ほんとに屈託のない純朴な青年で、いろいろなことに子供みたいにうれしがる。見てるこっちもうれしくなる。
ヤマナカさんは、人の良い笑顔でそれをニコニコ見ている。
ほんとにいいコンビだなと思う。
天神ザンゲ岩。
懺悔のポーズがわからない。ラジくんにいたっては普通にピース。笑
どっちを見てもきれいだなー。
前回7月に来たときは、天神ザンゲ岩付近から頂上までの間は、まったく展望がきかず、すごい展望ひろがってるんだろうとは想像はしてたけど、ほんとすごい景色だった。
ヤマナカさんと、ラジくんも大喜び。もちろん俺と、クリコも大喜び。
谷川岳を選んで良かったよー。
トマの耳到着。
さあお昼お昼。
谷川連峰縦走路方面。
帰りにちょっとだけ歩いてみよう。
この時、西の方から雲がだんだん迫ってきてた。山頂は、風が強く寒かったので急いでご飯を食べて、次のオキの耳へ。
みんなでヤッホー。
オキの耳到着。
凄かー。怖かー。凄か断崖絶壁じゃー。
きれいかー。
トマの耳方面。
ラジくん得意のポーズ。
クリコ得意のポーズ。
さあ、そろそろ戻るかっつって降り始めたとこで、トマの耳が雲に凄い勢いでつつまれてた。その雲の動きの美しさにずっと見惚れてた。
ここが今日のハイライトだったなー。ほんとに夢の中のような光景だった。
縦走路、万太郎山方面もすっかり雲に覆われてしまった。凄いなー。
この後、辺りもすっかり真っ白になってしまって急いで下山。
俺たちで、ギリギリ展望見れたんだなー。この後すれ違ったおじさんは、あーダメかー。せっかく来たのになー。とボヤいてた。あと15分早ければ良かったのに。
太陽も真っ白。
肩の小屋から万太郎山方面にちょっとだけ行ってみる。
ものすごい風。すぐ引き返す。
熊穴沢避難小屋で小休憩。
ヤマナカさん、登山中でも仕事の電話がかかってくる。大変だのー。
天神平ロープウェイ乗り場に無事到着。
帰りに湯テルメ谷川で汗を流す。
ここは、前回もよったとこで、安いし露天の雰囲気も良かったのでお気に入りです。
ここでまったりしてたら、もう動きたくねーモードに。
帰りは、俺の運転で帰ります。
作業車なのでなんか仕事帰り気分。
赤城高原SAで腹ごしらえして、さてがんばって帰るかー。
前回、谷川岳来た時、ガスでまったく展望きかず、でも、見えるとこだけでもすごく綺麗な山だなーと感じてました。いったいどんな景色がひろがってるんだろうと思ってたんだけど、ほんとに素晴らしかったです。
谷川連峰は、谷川馬蹄形ルートとか、平標山への縦走路とか、いろんなルートが楽しめるし、季節を変えればまた違った顔が見られるし、ほんとに何度来ても楽しいと思います。
危なすぎないちょうどいい感じの鎖場とか、初心者でも安心して行けるし、登ること自体が楽める山だと改めて思いました。
いつかラジくんにネパールの山を案内してほしいなー。ヒマラヤ山脈を見に行きたい。