平標山 仙ノ倉山 噂の稜線歩き
前回、7月に谷川岳に行ってから、2ヶ月もあいてしまった。
まあ仕事をしないとご飯は食べられないし、結局は山にも行けないことになるのでしょうがないっすね。
今年の夏は、アルプスに行きたかったんだけど、それも来年までお預けです。
来年は、絶対に行く!
それまでは、行ける山に行って経験値を上げる!
さて、2ヶ月ぶりの登山。
谷川連峰の西端に位置する、この山の稜線の美しさを噂で聞き、いつか行ってみたいなと思ってました。
シーズン中だと、数々の高山植物が咲き乱れる花の山としても有名らしいです。
で、今回の山のお供は、ボンゴブラサーズの盟友しろしくん。
なんかやたら山に行きまくってる俺を見てて、山への興味を募らせたみたい。
で、登山靴も購入したということで、今回しろしくんにとって、初の本格的な山に行こうということにあいなりました。
で、根性の岩登りか、見晴らしのいい稜線歩きか、どっちがいいかたずねたところ、稜線歩きがいいとの答え。
ならば、平標山からの仙ノ倉山ぴったしじゃないか!と思いここに決めました。
朝、4時半に出発。
お便所をすませ、準備を整え歩き始めます。
出発前に知らないおじさんとコース確認する俺。
松手山コースから行きます。
前半、樹林帯を延々階段登り。
んで、最初のポイント、鉄塔。
この辺から展望は開け始めるけど、すでに怪しい雲行き。
次のポイント、松手山。写真で見るとなんか雲海ちっくに見えますが、実際は、ガスが山全体を隠す一歩手前状態。
やがてこうなり。
こうなる。
平標山山頂。
雨も降ってきた。そしてなにも見えず。
合羽を着こんで、とりあえずここで昼ごはん。
仙ノ倉山までの稜線を歩くことを楽しみにやってきたけど、この状態では、真っ白でなにも見えないことは明白。
でも、新潟くんだりまで来て、このまま帰るのもなあと思い、とりあえず仙ノ倉山まで歩くことにした。
天国につづく道のよう。
案の定まわりは真っ白でなにも見えない。でも見えてる範囲だけでもとてもきれいな山だったな。
予定があり、6時半までに帰らなきゃいけないというのもあって、どうしようか迷ったけど、ここまで来たらと思ってどんどん行った。
木道は、濡れてすべりやすく要注意。
仙ノ倉山手前の小ピークで吹いてた風はやばかった。
仙ノ倉山山頂。
と、ここまで、ピークを踏んでも、うーん…たいらっぴょう?
うーん…せんのくら?
みたいな煮え切らない感じが漂っていた。
こんなに遠くまで連れてきて、しろしくん初めての山登りがこれではなーという思いもあったけど、これもまた山の一面。山のご機嫌は、こちらではうかがい知れないし、全部納得するしかない。
さて帰るかつって、平標山までピストン。
で、ここからは、松手山コースじゃなくて、平標山の家のある、平元新道の方から帰ることにした。
しばらく歩くと、ん?なんか晴れてきたぞ。
お、おー!!
おー!!
仙ノ倉山もくっきり。
ごきげんだぜ!
この平標山の家までの30分間、最高に美しい道を歩いた。
平標山の家に到着。
お便所を借りて、10分ほど休んで出発。
ここからは樹林帯の階段を下りていく。地味に膝にくる。
林道を1時間くらい歩く。前を行くカップルがかわいいな。
途中にあったきれいな川。
駐車場のおじさんに、温泉よってきなよって魅力的な提案されたけど、時間が無いので飛ばして帰る。
ハスラーは、いい走りをしてくれたよ。何の不安もストレスも無い。いい車。
で、無事しろしくんを送り届けて帰宅。と思いきや、なんとしろしくん携帯を車に忘れてったよ。
ガス、雨、風、晴れ、展望。
今日一日で、山のいろんな面が見れたよ。ほとんどがガス、雨、風だったけど楽しかった。
また季節を変えて、花咲き乱れる時に来たいな。
それにしても谷川連峰、なかなか全貌を見せてくれないなー。また来るぞ!