スパリゾートハワイアンズ 失われた場所を求めて
3連休の最終日、職場の仲間と、たまたま休みのシフトが一緒になったから、じゃあ一緒に遊びに行くべということに。
でも、常磐ハワイアンセンターと言った方が、僕的には馴染み深いです。日本の温泉テーマパークの先駆けとなった歴史ある場所であり、いわき市にとっては、炭鉱産業無き後、観光に力を入れ、労働者の受け入れ先となった、無くてはならない地元の貴重な観光スポット。
この顛末は、映画フラガールでも描かれています。
そして最近では、大震災、原発事故で、またたくさんのものが失われて、それをとりかえそう!または、あたらしいものを作っていこう!と土地の人達が、がんばっています。そして、スパリゾートハワイアンズも復興のシンボルとしてかんばってるみたいですね。
さて、本日の遊び相手は、職場の仲間モリヤくんとヨッシー。それとクリコ。
朝5時に自宅前で待ち合わせ。
今日はモリヤくんが運転してくれるので、後部シートでゆっくりできます。
寝ないけど、寝ることだってできるのは気持ちに大きな余裕を生むね。
ヨッシーを拾って、国立府中インターから中央道にのる。
移動の車の中では、ずっとヨッシーをいじって遊ぶ。楽しいな。
思ったより高速はすんなり行ったけど、
たっぷり4時間かかったよ。
到着。
まずは、なにをすればいいのか勝手がわからずうろうろ。
とりあえず、水着に着替えてプールに行こうということに。
なにしろプール自体20年ぶりくらい。
水着も前日あわてて買いに走った。
恐る恐る水に入るが、いきなり水の冷たさにびびる。
水の冷たさなんてまったく忘れてた。
そして、平日だけど、それなりに人がいるので、まわりの人にぶつからないよう気をつけながら泳いでみる。
ぜんぜんだめだ。
泳げてない。
すぐ疲れるし、体が重い。
今日は水泳だめだと思い、風呂モードへ。
水着ではいれるジャグジーや、温水のプールに移動。
朝が早かったので、早々にお腹が減ってくる。しかしフードコートは、まだぜんぜん開かない。
広い場内を、無駄にあっちにいったりこっちにいったりして体力消耗。すっかりヘトヘトになってしまう。
一回ロッカーに戻って、服を着て、気持ちを落ち着けて、再集合。
やっと食事にありついてホッと一息。
ここまでは、あれ?ハワイアンズ失敗だったかな?つー気分につつまれてた。
でも、元気なフラガールのショーをみて、最後に江戸時代の湯屋と広大な露天風呂をミックスさせたお風呂に入って、まったく気分は回復。最高だった。
江戸情話 余市という江戸時代の湯屋を模したお風呂は、洗い場はあえて無く、掛け湯だけして体を流したら、世界一広いという広大な露天風呂にゆったりつかるというスタイル。シンプルで、情緒があってすごくよかった。
で、ハワイアンズはここまで。
あとは、街を散策しようということになり、いわきの街へ繰り出す。
まずは、夕ご飯。
良さげな飯屋さんを見つけて入ってみる。
俺は五目ラーメンをたのむ。すっげーうめー。
満腹になり、そのままブラタモリモードに。
駄菓子を買って。
駄菓子を食いながら、街をブラブラ歩く。
天才的猫使いのクリコがすっかり手なずける。
しかし、モリヤくんは、猫大好きなのに、やっぱり猫からは嫌がられ、とどめに猫パンチをもらう。
戦国時代好きモリヤくん、旧城跡をみつける。
じゃあ、そろそろ帰るかつって。
八王子に向かって走りだし、しばらくすると、湯本第二小学校の表示が。
小学3年から5年までの3年間通っていた僕の母校。
でも、小学校の文字をじかに見てしまったら、寄らずにいられなくなってしまった。
住んでた家のあたりに行ってみるが、さすがに40年前の記憶、なんとなく地形はうっすら覚えてるけど、建物とかは、ぜんぜん変わってる。
古そうな酒屋の旦那さんに、聞いてみると、やっぱり住んでた家は取り壊され、今は保育園が建っている。
友達が住んでた炭鉱の団地も取り壊され、今は、市営のアパートが建っているとのこと。
当時、よく通ってた無料の町営の温泉も今は無く、近所の猿を飼ってたパン屋も、もう無かった。
僕が、ここに住んでた痕跡はまったく認められなかったけど、なんだかすごくスッキリした。
僕の記憶の中でぼやけて、ほとんど無くなってしまっていた場所が、旦那さんの言葉でいきいきと目の前にあらわれたような気がした。
旦那さんも、あれこれ興奮気味に、親切に教えてくれた。
うれしかったです。ありがとうございました。
そして、スッキリした僕とその仲間たちは、一路八王子への帰路につきました。
なんと、今日だけで総移動距離 500km。帰ってきたのは、ちょうど24時。ヨッシー次の日4時起き!笑
つかれたけどいい1日だったな。
モリヤくん、運転おつかれちゃーん!