HOLIDAY HIKER WALKING

グルーヴィーな音楽と、山が大好きな、おじさんの休日の日記です。

西沢渓谷 ほったらかし温泉 雨のち晴れの小旅行


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職場の同僚、森屋くんと休みが合ったので、どっか遊びに行こうってことになった。

14日の天気予報みると、午前中は雨だけど、午後は晴れるに違いないという予報に賭けて、山梨の西沢渓谷にでかけてきた。

西沢渓谷は、山登りにはまる前に一回行っていて、クリコ曰く、それがすごく楽しくて、登山をちゃんと始めるきっかけとなったみたい。


朝の中央道。雨とガスに包まれた山並みは、水墨画みたいできれいだったけど、ほんとに晴れるのかな?

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勝沼から見た塩山方面。
甲府盆地にポッカリ浮かぶ小島のような塩ノ山。標高500mちょいながら、やけに目立つちっちゃな独立峰。
塩山の名前の由来になった山で、古今和歌集にも詠まれた由緒ある山。四方から見える山ということから名前がついたとか。
または、四方を名だたる高山に囲まれて、しょぼくれて見えるということから名前がついたという説もあるようです。まあ、目立ってることに間違いはないです。いつか登ってみたいな。

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この時点では、まだ雨やむ気配なし。


道の駅みとみで、森屋くんの昼ごはん調達とトイレ休憩。とりあえず雨はあがったか。

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ドラえもんファミリー。

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西沢渓谷駐車場到着。先行車は一台だけ。さすが天気の悪い平日。

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がぴょーん!そういうことかい!

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とりあえず先に行ってみることに。


にしざわけいこくたのしいよ。

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何か不穏なものを感じます。


甲武信ヶ岳登山口。近丸新道。

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徳ちゃん新道入口。甲武信ヶ岳へとつづく憧れの道の入口。でも今日は、こちらではなく西沢渓谷へ。

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道の駅で買ったカレーパン、昼まで待ちきれず食ってしまう。絶品!笑

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やはり冬季閉鎖。しかしせっかく来たので、三重の滝まで行って引き返すことに。


モリヤブルーと命名された交尾中の虫。

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素直に橋を渡ればいいのに、わざわざ渡渉をこころみる。

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吊り橋。

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鶏冠山。ここもいつか行きたい。

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花粉症は終わりだけど、お約束の鼻水芸。

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ジョロジョロ。

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芽吹く新緑。

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今日の目的地、三重の滝。

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謎のポーズ。

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この場所で昼飯を食って引き返すことにする。

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それにしても、なんてきれいな場所なんだろうか。
 
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きれいな場所にはきれいなふたり。

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ラーメンのスープを飲み干す時は眼をつぶる鉄則。

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さ、帰ろ。


次はここへ。

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夜は甲府盆地の夜景を見下ろしながら、昼間は富士山を眺めながらのんびり露天風呂に浸かれる最高風呂屋です。

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銭湯のペンキ絵ではなく、現実の富士山です。
ちなみに日の出前から営業してるので、ご来光を眺めながら入浴できるそうです。


食事もなかなかうまいです。うどんとか、温玉揚げとか。

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群がるスズメ達。かわいい。

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最近、我が家の二匹の猫が、夜中になると盛大に追いかけっこやら、さらにはもっと直接的に、なんかくれと起こしにやってきます。毎晩しつこいほどに。

なので、今日も寝不足。
昼飯食った後は、ひたすら眠くて眠くて。
風呂に浸かりながらも、目の前の富士山を他所にうつらうつら。
移動の車中ほぼ寝てました。森屋くんごめんね。
でも楽しかったよ。




今熊山 金剛の滝 知られざる近所の山

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約1ヶ月ぶりに山登りに行ってきました。

我が地元の今熊山という山です。
昨日、クリコが行きつけの魚屋さんで、ちょうど今ツツジが満開で素敵だから行ってごらん!とすすめられ、さっそく行ってきました。

今熊山、八王子と五日市の境にある山で、まったく知らなかったんだけど、あそこらへんに登山口のバス停があるのは、そこを通るとき横目で確認してて、へー、こんなとこに登山口があるんだ。とは思ってました。

秋川街道を五日市方面に向かい、トンネルの手前を左折、今熊神社奥の無料駐車場に車を停めます。売店とかも出てて、なかなかにぎわってました。トイレもあります。

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今回は、今熊神社から登り始めて、今熊山山頂を経て、金剛の滝まで行ってピストンで帰ってくるというコースで行きました。

朝、9時半くらいに駐車場に着いた時は、5、6分くらいの車の入りでした。

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もう葉桜になってしまっていたけど、桜も一緒に満開だったら、ここは極楽か!みたいになってたことが想像できます。

冬の寒さに耐え抜いた者たちしか知りえぬ、春という舞台に、それぞれのやり方で、我が身の美しさを競い合います。

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いいなー、春の山。
花だけじゃなくて新緑も。

この鳥居の先が登山口になってます。
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天気も気持ちいいし、ゆったり歩き始めました。
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40分くらいで山頂。早っ!

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数組のベンチと、テーブルがある、なかなか広い山頂です。

木の間から御前山。
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こっちは大岳山。
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五日市方面。
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昼にはまだ時間も早いので、先に行きます。

今熊山山頂から、金剛の滝に向かって、五日市方面に下っていきます。

段差の大きい階段を、えっちらおっちら下って行くと、最初の金剛の滝への分岐がありますが、そこは、崩落で閉鎖されてるので、その先の分岐から行きます。

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この分岐から15分くらい歩くと、沢の奥に滝が見えてきました。

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秘境っぽくて、なかなかいい雰囲気です。

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マイナスイオンを浴びるクリコ。
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あれ?滝の横になんか穴があります。

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くぐってみると…。

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その先にもっと大きな滝が!あんれまあ!

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滝の横にひっそりたたずむ金剛像。

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上にはトンビがぴーひゃらら。

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上を見ても、下を見ても、横を見ても、絵画のような世界。
近所にこんないい場所があったんだなあ。

そして再び下りてきた道を登り返し、再び今熊山山頂へ。
で、ここでちょうどお昼なので、ラーメンを食べます。

ラーメンが茹であがるまで、今熊山なうとツイートする俺。

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この山を知ってから、春になると毎年来てるって人がいたりして、けっこう常連さんが多いみたいでした。

高尾山ほど観光地化されてなくて、知る人ぞ知る程よい名所みたいな感じだと思います。
見所もあるし、行程も長くはなく、危険でもない。
たしかに、あそこはいいよって、安心してすすめられる感じでしたね。
まだまだ近所に、知らない良い場所がたくさんあるんだなと、うれしくなりました。














日の出山 大晴天の山登り

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昨日、1日中降りつづいた雨が上がり、朝からの大晴天。外を見ると、丹沢の山々に雪がかぶっている。山には雪が降ってたんだなあ。

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今日は、ひさしぶりの大所帯、しろしくん、ラジくん、ゆまちゃん、我々夫婦の5人で日の出山に行ってきました。
初参加のゆまちゃん、今日が初めての山登りです。
山登りがしたくて、仕事をがんばって、靴や、レインウエアなどの装備を揃えての初山行。晴れてよかった。
 
日の出山は、2度目です。
前回と同じ、吉川英治記念館前の公営無料駐車場に車を停めて、愛宕神社から登りました。

愛宕神社の長い階段。
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八十八ヶ所巡りのお遍路さんのコースにもなっています。
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花粉症にとっては地獄のような杉林。
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僕がおさえてますから、先行ってくださーい! by ラジくん
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梅野木峠で山頂立ち入り禁止看板が!オーマイガッ!
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マジで!
笠取山の悪夢ふたたび!
とりあえず看板に書いてある番号に電話して確認すると、12時半くらいまでなら大丈夫とのことなので、先に行くことにする。

梅野木峠で休憩中出会ったワンコ。
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きんちゃんとか、てんちゃんとか、いろんな名前で呼ばれてた。かわいかったな。15歳になるそうで、これまでずーっと飼主さんと一緒に、山を登ってきた山のベテラン。途中まで一緒に行くと、遅れた人を待っててくれる優しいやつ。


道にうっすら雪がついてきた。
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雪きたー!
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山頂下あたりからだいぶ積もってた。同級生のふたり。ちなみに今日はしろしくんの40歳の誕生日でもあります。中学からずーっと今日までいい友達だったふたり。なんかブルースは絆みたいになってんね。ふたり。Jr.ウェルズとバディガイのブルースブラザーズみたい。
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山頂。
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大岳山方面。
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うれしそうに風になびかれる人。
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広大な関東平野をながめなからの昼飯。
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山頂では、12時半からヘリコプターでの資材搬入があるので、1時間くらいしかいられなかったけど、それほど寒くもなく、広い山頂でそれぞれ思い思いにくつろぎました。
時間になり、山頂から少し下りたところで、ヘリコプターの資材搬入を見ようと思って、待ってたんだけどなかなか来ないので下りることにした。

山頂下の階段で、工事関係の方が写真を撮ってあげるというので、ありがたく撮ってもらった。
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もう少しおりたところでヘリコプターの音が近づいてくるのが聞こえた。

おーい!
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さらにもうちょっと下りたところで、どうも様子がおかしいことに気づき、地図で確認すると、ルートを外れてることがわかった。

500mほど戻って正規のルートに復活して、どんどん下ります。

そして、全員で目を見開き発声練習して、歌を歌いながら歩きます。楽しい。
山で歌うと異常に楽しくなります。
しろしと、ラジくんの声がそっくりで、コール&レスポンスするとどっちがどっちかわからない。おもしろかった。


今日は、温熱シップをはってるせいか、膝もわりと調子よかったんだけど、最後の方でやっぱり痛くなった。
近場の山行なので、お金もかからないし、すぐ家に帰れるというので気分的にはすごい楽。いつも思うことだけど、俺いいところに住んでるなーと思いますね。

今年は、奥多摩の山々をもっといろいろ歩きたい。テント買って、長い縦走とかしたい。クライミングもかじってみたい。あれこれやるのはいいけれど、完全に中高年で山にはまった人という自覚を持って、遭難しないように気をつけよう。俺。








思いがけず鎌倉観光

昨日の現場に仕事の道具を忘れてきた。それに家の鍵も一緒につけっぱになってる。
それはさすがにまずいので、今日の休みを利用して回収しに行く。

近くなので、ついでに鎌倉観光することにした。

まずシラス屋という店に、生シラス丼を食いに行く。
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初めての生シラス。
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すこーしだけいくら的なフレーバーを感じた、初めての生シラス体験だった。
となりの人の豪勢な天ぷらが美味しそうで気になった。

で、今度は鶴岡八幡宮へ。
車をどこに停めるか考えた結果、東急の駐車場にいれた。
で、2000円の買物をすれば2時間無料というのを利用した。
どうせ使う生活用品を買えば、駐車場代は、タダみたいなもんだ。
かしこい!

で、たまたま通りかかった市民センターみたいなとこで、天才と五味展というローカルな作品展をやっていた。ポスターの絵に惹かれて見に行くことにした。
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たぶん地元の子供達の絵や、粘土や、夏休みの宿題的な作品が飾られていた。おもしろかった!
やっぱ子供の作品は、ストレートな方がおもしろいね。笑える。

で、次はぶらぶらと鶴岡八幡宮へ散歩。
花嫁花婿さんがいた。どうぞお幸せに。
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白い鳩の群れがお祝いしてた。
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一部早桜が咲いていました。
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で、裏通りを、団子とか食いながらぶらぶら散歩して、東急で2000円以上の買物をして、ハミ出た分の300円の駐車場代を払って、車を出し、そして湘南の海を眺めつつ、わが町へ帰る方向へ。

江ノ島あたりの大渋滞と、海のさざ波からくる眠気と戦いつつ、クリコと発声の練習とか、発声に対する考えを話したりしながら帰宅。
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思いがけず楽しい1日となりました。

ユーシン渓谷 西丹沢の緑の秘境

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朝起きると、丹沢手前の低い山に張り付くような奇妙な雲が、まるで雲自体が白い山に見える。
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前日、家内ミーティングで、奥多摩の七ッ石山に行こうってことに一時は決まったんだけど、クリコの体調が思わしくないということで、山登りはやめて、高低差の無い渓谷歩きに変更した。というか休み前日、山に行こうって時に必ず体調が悪いクリコはどうかしてる。

つい先日、丹沢に緑色の水をたたえる、美しい渓谷があることを知って、いつか行きたいなあと思っていたところでした。それがユーシンブルーと呼ばれる美しい緑色の渓谷、ユーシン渓谷でした。
そこで、それならちょうどいいではないかということで行き先変更をしました。


朝7時頃出発。

近所のルビーちゃんにご挨拶。
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東名を大井松田ICで下りて、246を進み、清水橋を右折、丹沢湖方面に進み、丹沢湖南岸から玄倉川沿いに林道を行きます。ゲート手前の駐車場まで行く予定だったけど、工事でそこまでは行けず、ゲート手前500mくらいの駐車スペースに停めました。


準備をして、9時頃スタート。
 
このゲートから先は、自転車を含む一般車両は通れません。ハイカーのみが通行可。
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しばらくは舗装路を歩きます。
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土砂崩れ避けのトンネル?
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この林道歩きでいくつかのトンネルを通ります。このトンネル歩きが目玉の一つでもあります。

最初のトンネル。
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次の新青崩隧道がけっこう長いです。
真ん中でカーブしてて、両方の出入口が見えなくなるので、真ん中ではほんとに真っ暗。
ヘッドランプ、はじめて使いました。
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まだ入口が見えるとこは、そこそこ見える。
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オスプレイのマークが光ってる。
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真っ暗闇。
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次の石崩隧道。
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ここは、そんなに長くないので、そこそこ明るい。
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トンネルを抜けると滝。
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ここから緑の渓谷ユーシンブルーが始まりました。
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玄倉ダム。
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緑の渓谷は、この玄倉ダム周辺だけでした。

ダム放流。
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ごめんなさい。
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山登りと違って、あんまり体力を使うこと無く、自然の気持ちよさだけを満喫できる渓谷歩き。ちょっとずるい気もするけどおすすめです。

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雨山峠との分岐。
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 雨山峠までは、沢沿いの登山道なので荒天時は危険みたいです。

今日の目的地、ユーシンロッジまであと20分ほど。もうひとふんばりです。

ユーシンロッジの看板が見えました。
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分岐。
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橋を渡って…。
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2、3分歩くと、かわいい建物が見えました。これはトイレみたいです。冬季閉鎖中でした。
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ユーシンロッジです。なかなか立派な建物です。
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ユーシンロッジ。今は営業していません。かつては、丹沢登山の基地的役割を担い、賑わっていた山小屋らしく、たしかに地図でみると、丹沢主稜線の山々へのアクセスはすごくいい。
なぜにこんな立地条件に優れ、かつ施設的にみても、立派な山小屋が、営業してないのでしょうか?神奈川県でなんとか運営できないのでしょうか?
なんだかもったいない話だと思います。

現在は、緊急時の避難部屋としての使用は、認められているようです。
あくまで緊急時ってことだけど、けっこう避難小屋的に使われているみたいですね。

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我に力をみたいな感じ。
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ぽかぽかして最高に気持ちよかったです。ギターがあればよかったな。
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今日のポイント。ユーシンブルー、真っ暗トンネル、ユーシンロッジ、俺の第1位は、圧倒的にユーシンロッジでした。
趣きのある建物。すごく居心地の良い場所。
ここからいろんなとこに行ったら楽しいだろうなという想像をかきたてられるとこ。いい!
ぜひ営業を再開してほしいです。











笠取山 多摩川源流を巡る旅

約ひと月ぶりの山登り。
ラジくんを誘って、奥秩父笠取山に行ってきました。 
 
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山頂には多摩川の水源があり、山梨市、甲州市秩父市の境目に位置する分水嶺で、多摩川、笛吹川、荒川に分かれていくそうです。
多摩川は、すごくなじみのある川。その最初の一滴を見てみたいと思い、笠取山に決めました。

今日は、高速は使わず青梅街道をえんえん走る。峠道もハスラーはガンガン行くよ。そして、ラジくんは今日も夜勤明け。にもかかわらずとっても元気。VIVA若さ!
そして、バックミラーには、車酔いをしたクリコが、魚のような目で俺の運転を非難してるのが写ってます。
つまり今日も我々はとっても平和で元気だ!

途中トイレ休憩した横の橋で、ここから飛び降りられるかという話題で盛り上がる俺。くだらないけど楽しそうなのでオッケーだ。
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しかし…。


さあ、あとちょっとで登山口の駐車場だ!ってとこでなんと通行止め…。
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ここらに車を路駐して、ここから歩いて行くという手もあるが、まだ登山口まで6kmくらいある。この時間からこのプラス6kmはきびしいので、この先の白沢峠まで車で行って、そこから歩きはじめる案で行くことにした。
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が、こっちも途中雪で通行不能。
残念だけど、代わりの山に行こうってことになり、奥多摩までとりあえず戻ることにして、さっきの通行止めのところまで戻って、写真を撮ったりしてたら、なんか工場関係者の車がやってきた。

ダメ元で、この先の山に行きたいんだけど、通ることはできませんか?と尋ねてみると、なんと、今ならいいですよ!という返事。まだ重機も動く前だからこのタイミングならオッケーということらしい。

なんという奇跡か!
この時間に、この現場監督さんにあって、このタイミングだけという、まさに、笠取山に呼ばれてるとしか思えない運の良さ。

ありがとうございます!
興奮ぎみにお礼の言葉を述べ、ありがたく通らせていただきました。

無事、作場平駐車場に到着して、準備を整え、予定より1時間遅れで出発します。ちなみに駐車場横にバイオトイレがあります。
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だいたい15〜20cmくらいの積雪量で、歩き始めて、すぐアイゼンを付けました。ラジくんは6本爪アイゼン、我々夫婦は、チェーンスパイク。
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新雪踏み抜くと膝下くらいまで埋まるとこもありました。
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途中、沢に降りて川の水を飲むラジくん。うーん、ワイルド。
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これがネパールスタイル。すごいおいしいですよ!お腹なんかぜんぜん平気!

ジャパニーズスタイル代表クリコ。不安げに飲みます。お腹弱々です。
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ヤブ沢峠から尾根道に合流して、笠取小屋で休憩。ここにもバイオトイレがありました。
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大菩薩嶺がきれいです。
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雪壁に落書きをはじめたラジくん。
楽時山好きと書いてあります。笑
楽時とは、ラジを漢字にしたものです。
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で、ここで、漢字には意味があるんだよという話題になって、俺の名前は、日と比べるという意味だよと説明したところ、俺の光り輝く頭頂部をみて、「だからヒビさんの頭は太陽に負けないくらい輝いてるんですね」とうれしそうに言っていた。

小さな分水嶺。ここで水源が多摩川、荒川、笛吹川(富士川)に分かれるそうです。
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笠取山の山名の由来として、山容が傘に似ているから。もしくは、昔、武州甲州の見廻り役人がここで傘を取って挨拶したからという説があるそうです。

ここから広い平原を行き、山頂まではあと少し。

あそこが笠取山山頂。
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正面から山頂をとらえました!
なんとわかりやすい直登一本道。
こんなの初めて見ました。おもしろいです。
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謎の機械。
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笑いながら近づきます。近づけば近づくほど面白くなってきます。
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さあ、アタック開始!
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空に向かってのびる一直線の道。ひたすら登っていきます。
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最後の岩場を越えれば頂上。
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着きました。山頂は狭く、風が強く、とても寒いです。
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とりあえず風の当たらないところでご飯。今日のご飯は、ラジくんが作ってきてくれたネパールの家庭料理チキンカレー。f:id:songispretty5551256:20160223070904j:image

こんな山の上で、ネパール料理が食えるなんて、思いもよりませんでした。
最高にうまかったです。
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山頂で傘(帽子)を取ってご挨拶。
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この山頂付近に、多摩川源流の最初の一滴があるはずなんだけど、見つけられませんでしたが、体も冷え切ってきたのでそろそろ降ります。

なかなかの高度感。
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山頂で冷やしすぎたのか、最高に膝が痛み出しました。
トレッキングポールに体を預けるようにして、なんとか降ります。
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下山中、膝の痛みは、終始和らぐこと無く、休み休みゆっくりと降りました。

こりゃもうちゃんと治療しなきゃ治んないな。

山頂から降りて、ちょっと行ったとこで源流じゃないけど、まあ多摩川最初期の流れを発見。このつららも、いずれ多摩川まで流れ出るんだろうなと、感慨深いものを感じたので、これでオッケーとします。
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道中いろいろな不運や、幸運が、入り乱れて、結果すごく楽しい山旅になりました。これまでいろいろな山に行って、どんなことがあっても行かなきゃよかったなと思ったことが無い。終わってみれば楽しかったなという感想しかでてこない。山はすごいな。

クリコもこの数日間、おーちゃんのことで、根をつめて大変だったので、ここで解放してくれてよかった。

ほんとは数日間っていうより、俺の母親からはじまって、ボク、その次はビビちゃん、そして最後のおーちゃんまで、この何年間かクリコは、切れ目無くがんばりつづけてきた。

俺は、生命というものに対して、こんなに誠実な態度でのぞむ人をはじめてみて、素直にすごいなと思って、思いつづけてる。生命っていうより家族か。俺は、すごい人をお嫁にもらってしまったなと思う。尊敬してます。

でも、これからしばらくは、もっと自分のことを楽しんでほしい。そして、俺ともっと遊んでほしい。もっと本気で遊んでほしい。クリコが持ってる才能をすべて解放して、俺と全力で遊んでほしいです!

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丹沢大山 家から見える山に行こう

いつも家の窓から見える、彼方にそびえる美しい三角形の山。大山に行ってきました。
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奥多摩の大岳と、丹沢の大山と、富士山は、どこから見てもすぐわかる山。俺の中のわかりやすい山ベスト3。
しかしながら、未だその三つはまだ未登です。ここらへんでそろそろ行った方がいいんじゃないかと思い。手始めに大山に登ってきました。

以下ヤマレコから↓

江戸時代の庶民にとっては、大山詣と江ノ島詣のセットが娯楽の一つで、各地からの参詣者は登山口(現在の大山ケーブル駅)の旅館に宿泊し、翌朝・先導師(山岳ガイド)と山頂を目指した。帰路は日向薬師に下山し江ノ島まで歩き宿泊し”精進落し”と称しては乱痴気騒ぎをするケースが多かったようだ。
こま参道を歩けばその賑わいを感じることが出来よう。古典落語の演題に『大山詣り』がある。


大きな山で大山。シンプルで好きな名前です。形はきれいな三角形で、いかにもTHE山!という風情。
このわかりやすさが江戸庶民の琴線に触れたのかわかりませんが、とにかく大山詣では、古くから続く庶民の娯楽らしいです。

ルートは、最短で行けるヤビツ峠からのルートで行きました。

登山口のヤビツ峠までの、延々つづく狭い峠道を、車で登っていきます。
そろそろあきてきた頃に、ヤビツ峠の駐車場に到着しました。

峠を挟んで、西に行くと塔ノ岳。東に行くと大山です。
準備を整え8時45分頃スタートしました。
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登り始めて15分くらいでいきなり絶景が現れました。
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遠くに光るのは相模湾か?
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立ってます。霜柱。
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富士山チラリ。
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階段や、木道が多い登山道。
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おいしいですよ!
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表尾根越しの富士山の絶景スポット。右手に南アルプスチラリ。
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居合わせた老夫婦の旦那さんに撮ってもらった写真です。
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すごくいい写真です。いい記念になりました。ありがとうごさいます。

鳥居をくぐって…。
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もう一つくぐって…。
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大山頂上本社前。
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天気が良かったのはここまで。あっという間に白い雲に覆われてしまいました。

山頂。大山先輩ありがとうごさいました!
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山頂の茶屋にいた看板猫。一瞬ビックリした。
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八王子方面。家から見える大山山頂から家は見えるのか?見えるわけがありません。
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いつ降ったのかわかりませんが、雪が残ってます。
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風は無かったんだけど、とにかく頂上寒かった。この前の北八ヶ岳程ではないにせよ、やっぱり寒い。
カップラーメンがあっという間にぬるくなっていきます。
正直大山をなめてました。俺みたいな駆け出し野郎が、大山をなめるなんて100年早いのはわかってるけど、なめてましたね。
防寒装備を削ってきたことを後悔しました。



下山。
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表参道から下社を回って、柏木林道の方にグルッと周回して下りる予定だったんだけど、このあとの野暮用のことを考えて、サクッとピストンで下りることにした。

下山途中、幼稚園児達の集団に会う。
「山頂に行って来たんですか?」
「山頂まであと何分ですか?」
やたらテンションが低い園児達。
ほんとにイヤそうで、なんだかかわいそう。
まあ、がんばれよー。と手を振って別れます。
彼らはちゃんと山頂まで行けたのかな?



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山頂に着いたところで、曇ってしまって展望は望めなかったけど、それまでにきれいに富士山が見られて良かった。
でも、晴れてればグルーっと伊豆の方から、三浦半島まで、さらには都内の方まで、いやいやさらにその向こうまで…。

ヤビツ峠からなら、行程短いだけに、早朝登って、朝日を拝んでくるのもありだなと思いました。