HOLIDAY HIKER WALKING

グルーヴィーな音楽と、山が大好きな、おじさんの休日の日記です。

岩殿山 稚児落とし 大月のランドマーク


さてさて、新年明けましておめでとうごさいます!
去年の暮れは、みなさんもそうだと思いますが、仕事地獄の日々で、心身ともにやられていました。
そして、明けて2016年。さすがにひと段落して、やっと山に行けるような日々を取り戻しつつあります。

12月に休めなかった分を、新年始まって、まだ仕事が立て込んでこないうちに消化してしまおうということで、一気に連休を取ることができました。

そして、1/4。せっかくの快晴の天気予報にもかかわらず、夕方から野暮用が入っていて、ガッツリ登山というわけにはいかず、あっさり目ですが、何はともあれ新年早々、また山登りができて幸せです。

さてさて、新年第一弾は、大月のランドマーク的な山、岩殿山に行ってきました。
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東京から行くと、中央高速の大月ジャンクション手前右手にそびえる、岩々した山が岩殿山です。標高634mの低山ながら、個性的な見た目がとても目を引く山です。

戦国時代には、岩の要塞として、山城が築かれたようです。そして、それにともなう悲しい歴史を背負う山でもありますが、それは、各自ググってください。

8時前に登山口横の駐車場からスタート。
登り始めからこの景色。さすが大月。
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鳥居をくぐって行きます。
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途中、丸山公園っていうのがあって、ここでトイレを借りました。道中トイレはここしか無いので寄って行きましょう。
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資料館的な建物。
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ここから見上げる岩殿山。
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はしゃぐクリコ。
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丸山公園ライブカメラに写る我々。
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山頂までは、ほとんど階段。スニーカーで行けます。
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あっという間に山頂。公園のような広い山頂です。さすが秀麗富嶽12景に選ばれてるだけあって、いい富士山ですね。
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すぐ横に中央自動車道
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と思ったら、どうやらここは展望地であって、山頂では無い模様。
たしかに奥の方がもっと高くなってる。

行ってみると、テレビ塔が立ってるだけで、どこにも山頂標識は見当たりませんでした。
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まあいっかと先に行きます。

ここから、稚児落としと呼ばれる景勝地まで縦走します。そして、この稚児落としが、ただ単に景勝地と呼ぶには、どうしても胸の奥に引っかかる悲しいエピソードを持っているのですが、それは各自ググってください。

ここからは登山道らしくなってくるので、スニーカーではちょっと厳しくなってきます。鎖場や、岩場のトラバースとかもちょくちょくでてきます。

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ここが稚児落とし。断崖絶壁に股間がムズムズします。
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稚児落としから望む岩殿山。
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稚児落としにまつわる悲しい過去に、釈然としない気持ちを持ちながらも、サンドイッチを食べ、景色を楽しむ僕でした。

さて下山。今日は本当にあったかかった。ほぼこんなかっこでした。
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下山時、また膝の調子が悪くて、忘れたストック代わりに、拾った棒っきれにつかまって降りました。


短い行程でありながら、いろんな要素が凝縮された楽しい山行でした。
そして、久しぶりの中央線沿線の山梨の山でした。高速つかわずに行けるので、懐にやさしいところもいいですね。
遠くの山に行くと、高速代だの、ガソリン代だの、駐車場代だの、あればリフト代だの、なにかと出費が多いですから。
懐にやさしいっていうのは重要だと思います。

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高尾山 小仏城山 ご近所お気軽ハイク

f:id:songispretty5551256:20151201213119j:image12/1。

いよいよ今日から12月。なんとなく年末ムードも漂ってきました。

前夜、明日の休日いい天気らしい。どこの山に行くかとクリコとミーティング。結果、地元の高尾山に決まりました。
なにかと用が立て込んでいて、朝早くから登って、さっと昼前には帰れるとこがいいってことで、やっぱり地元かなと。

平日だけど、この時期、紅葉見物の観光客がたくさんいるかもしれないってことで、高尾山口から登るのはやめて、日影沢から登ることにした。

朝、7時過ぎに日影沢の駐車場に車を入れ、山登り開始。
ほんといい天気。これなら山頂から富士山見れるだろうな。
地元ながら、未だ高尾山から富士山を見たことが無いので、期待に胸が膨らみます。

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沢沿いの林道をしばらく歩くと、キャンプ場前に分岐があらわれます。そこを左に折れると登山道に入る感じです。

そこからちょっと行くと左手に営業してない山荘があらわれます。
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が、そこで登山道通行止めの看板が下がってるのが見えます。
どうしたもんか、そこでウズウズ戸惑ってると、他の登山者が、「大丈夫!行けるよ!」と元気よく通過して行きます。

そうなんだ!大丈夫なのか!
で、僕らもそれにならって元気よく進んで行きました。
結果、大丈夫でした。

ところどころにベンチが設置してあって、気軽に歩けるハイキングコースって感じです。
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落ち葉の絨毯が敷きつめられた登山道。
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嫌いな階段もすごく歩きやすい。
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で、高尾山の4号路に合流すると、すぐ山頂です。

到着!
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でたー!
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念願の高尾山からの富士山。
美しいです。
手前の丹沢の山々が、美しさを余計に引き立てています。

一丁平からは、南アルプスも見えました。
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黒い稜線の上にうっすら白く見えるのがそう。肉眼だともうちょっとはっきり見えたんだけど。

一丁平から城山までの間、紅葉がきれいでした。
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小仏城山到着!
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アンパンと、名物なめこ汁で、腹ごしらえをします。
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猫と富士山。
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かわいい。
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人馴れしてて、まったく警戒心が無い。
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こんな感じで隣でずっとゴロゴロしてた。コロコロ太っててかわいかったなー。
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帰りは、道標の無いバリエーションルートで下りました。
落ち葉と、若干ぬかるんだ道が滑りやすいので、気をつけながら歩きます。
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最後に沢を渡って、林道に戻ったら、すぐ駐車場です。
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11時には駐車場に戻って来ました。
家から近いとほんと楽だなー。玄関出て20分後には、登山口に立つことができる高尾山ならではの早業です。
家の近くに山があってほんとよかった。
非日常感はあまり無いけど、それだけ日常に近いところに、常に自然があるということで、素晴らしいことだと思います。ここに住んでて良かったなと思える瞬間です。

ココライブ 独り立ち?まだまだでしょ!

11/29。
 
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吉祥寺の花屋さん、ココライド主催によるイベント、ココライブに参加させていただきました。
もう10年以上続いてる手作り感満載のフリーイベントです。
ココライドのオーナー坂本さんご夫妻も音楽をやっておられて、ご主人は、ギター、ブルースハープ、歌。奥さんは、シンガー。

初めてやったときは、お店の軒先で、曲とか何も決めず、ひたすらセッションをしていました。今思えば、なんてチャレンジャーだったんだろうと思います。

で、ココライブ、花屋さんの中にステージを作ってやる時と、隣の体育館でやる時と2パターンあります。

花屋さんでやる時は、路面に面してる分、通りががりの人が観ていく事が多いし、花に囲まれて演奏できるっていうメリットがあります。あと半野外だから気持ちがいい。
でも、体育館でやる時も、体育館独特の雰囲気と、音の響きが楽しめます。

そして今回は、体育館。

ルーシートを敷いて、椅子を並べて会場を整えます。機材をセッティングしたらリハがはじまります。

といっても今回ひとりなので、そんなにチェックすることも無くスルッと終わります。

全組リハも終わり、いよいよはじまります。



まずは、友達のバンド、タマーマルから。

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菊地(歌、ギター)、ゆんちゃん(歌、タンバリン)。
1曲目だけ俺もゲストで参加させてもらいました。
このタマーマル、アコギの変則チューニングで、おもしろい響きを聞かせてくれる男女のアコースティックユニット。
二人のコーラスのハーモニーが美しいです。
オリジナル曲も、すごくいい曲が何曲もあるんだけど、今回は1曲しかやらなかったな。
そして、やっぱり、ゆんちゃんの歌うまいなあ。



そしてべぷしでゅお。
 
左利きのギタリスト一平くんと、その弟子(名前失念ごめん!)のギタリストのユニット。
一平くんは、ココライブの初期からの常連で出演してる、ココライブの顔的な人。
このイベントの音響も一平くんが一手に引き受けてくれてます。

そして、とにかく一平くんの顔が最近どんどん濃くなって、スーパーマリオ一歩手前。
ギターの腕はピカイチです。
顔の濃さはダントツです。



次はKGBバンド & エミリーズ。

キングストントリオをカバーするおじさん達のバンド。
編成は、ウクレレバンジョーエレアコベース、アコギ、パーカッション。
元気のいいコーラスと、グダグダのMCがいい味だしてます。

キングストントリオってwikiで調べると、バンド名は、ジャマイカの首都キングストンから取ったらしくて、カリブ諸国のフォークミュージックもたくさんカバーしてたみたい。ちゃんと聴きたいな。
たしかにいい曲たくさんあった。



次は、口笛日和。

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なんと2007年の口笛世界大会2位の実力者を要する、口笛と鍵盤ハーモニカ、ギター、カホンという3人のアコースティックバンド。

高速パッセージも、超高音もなんなくこなしつつも、テクニックだけでなく、ちゃんと歌心を聴かせてくれました。
それにMCが面白かったです。
自らコミックバンドと名乗ってましたが、お客さんを楽しませ、引き込む力はやっぱりプロだなーと思いました。



そして次は、いよいよ私。
今回は、ヒービーキングという名前で一人で弾き語りです。

ココライブのタイムテーブルの一言プロフィールで、妻へのラブソングを作って歌っておりますと書いてありますが、言わされた部分半分ですが、半分本気です。

ボンゴブラサーズというバンドで10年以上活動してたんだけど、去年ついに活動停止。いろいろあったけど楽しい10年だったなあ。

で、今年から、妻とダケカンバスというバンドを作って、一回ライブをやったんだけど、今回は、仕事の妻は参加できず、俺ひとりで弾き語りすることになりました。

積極的なライブ活動はやってないけど、家でぼちぼち曲は作ってるので、タイミングが合えばやりたいやりたい!というスタンスでやってて、今回は、ひとりだけどやらしてください!という感じでだしてもらいました。

全曲オリジナルです。

今回やった曲の半分は、妻クリコが書いた詞に曲をつけました。
そして、3分の2は、この一年以内に作った曲です。ライブやらない割に曲だけはシコシコ作ってます。


さて、ライブはどうだったか…。

前にやった口笛日和さんの、素晴らしいステージの後は正直やりたくなかったです。
しかも、完全にプロの仕事。
あー、やだなーと思いました。

でも、こっちもアマチュアとはいえ、キャリアだけは十分重ねています。
負けるわけにはいかないぜ!
と気持ちを奮い立たせてリングに上がりました。

もともとMCは苦手で、そこで頑張っても失敗するのは目に見えてます。
なので今回は、とにかく歌を一生懸命歌う、という小学生のようにシンプルな気持ちでやりました。
聴いてくれた人に伝わってくれたと信じます。

しかし静まり返った場内。ほんとに大丈夫だったんでしょうか?わかりません。

途中、歌ってる俺の帽子が段々ずれていって、ギリギリの線で止まってたのが、曲終わりと同時についに落下。俺のスキンヘッド御開帳というコントのような状況にも笑いひとつ起きないという緊迫ムード。

こっから

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こう!

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そして後半、一人の空気に耐え切れず、タマーマルの菊地くんをひっぱりこみました。

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でも、さすが菊地くん。
見事に酔っ払っていて使い物になりませんでした!笑



さてさて最後にトリの坂本バンド。

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このイベントの全てを仕切るキャップ坂本さん(ギター、ブルースハープ、歌)、そして、その妻真弓さん(歌)、ぺぷしでゅおから、一平くん(ギター)、その弟子(名前失念ごめん!ベース)、シブケンくん(ドラムス)というオールスターバンドの登場です。

いつもながら真弓さんの歌が素晴らしいです。
女性ボーカルには珍しい低音に特化した声。ディープです。
でも、暗くはならず、人をうきうきさせるなにかがあります。
観てる人たちも楽しそう。バンドのソロ回しも完璧。息もピッタリ。バンドのお手本のような演奏でした。

なんてうらやましい。俺もまたバンドがやりたいと再認識した夜でした。

そんなこんなで今回も無事楽しく終了したココライブでした。


さて、表本編終了して、裏本編。
別名打ち上げです。

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妻クリコもここから合流。
来ていきなり馴染む謎の女を、初対面の口笛日和さん達や、弟子くんは、なんだあの女はと思ったでしょうね。
さすがクリコです。

口笛さんの軽い口笛ワークショップありーの、恒例の入り乱れてのセッションありーのの、飲めや、食えや、歌えやの楽しい夜でした。

みなさんおつかれさまでした!
ありがとうございました!


















谷川岳 夢か現か幻か

11/16。

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夏のあいだ忙しくて、休めなかった分を、ここで一気に消化しようということで、なんと奇跡の5連休!
しかし天気予報的には、初日の16日しかいい天気に恵まれ無さそう。

今回、山にめちゃくちゃ興味を持つ、仕事仲間の2人を誘って行くことになりました。
1人は、協力会社の社長のヤマナカさん。
ヤマナカさんは、東京から折りたたみ自転車を高速バスで積んで行って、京都から東京まで自転車で帰ってくるというタフな旅をする人。そして、31歳の若さながら独立して、人を雇い、タフに仕事をこなす人。
もう1人は、そのバイトのラジくん。
ラジくんは、エベレストの国、ネパールのカトマンズで生まれ。6年前に日本にやってきて、ネパール語ヒンディー語、英語、日本語と4ヶ国語をあやつる若干21歳のイケメン。

2人とも山へ行くのは初めてということなので、最低限の冬の山装備をそろえてもらいました。

行き先は、谷川岳にしました。
一回行ってるので、安心感はあるし、晴れていれば、素晴らしい景色を見せられると思ったから。
前回行ったときは、天神ザンゲ岩付近から上はガスに包まれ、展望まったく無かったので、そのリベンジを果たしたいというのもありました。

前回の谷川岳の旅。


で今回、4人分の荷物を積んで、4人の大人が乗り込むには、我が愛車ハスラーでは厳しいものがあるかなと思い、ヤマナカさんの仕事用の作業車を出してもらうことにした。


今回は、留守番のハスラー
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朝6時にヤマナカさんの駐車場に集合。ハスラーから作業車に荷物を移し出発!

行きはヤマナカさんの運転。
我々夫婦は後ろの席で楽々。
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ワクワクしながら、みんなで喋りながら途中紅葉の景色を眺めながら行ったから、水上まであっという間だった。

いい天気。
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今回は、行きも帰りもロープウェイを使いました。
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天神平からの山頂。それにしてもいい天気!
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ごきげんだぜ!
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ラジくんは、ほんとに屈託のない純朴な青年で、いろいろなことに子供みたいにうれしがる。見てるこっちもうれしくなる。
ヤマナカさんは、人の良い笑顔でそれをニコニコ見ている。
ほんとにいいコンビだなと思う。
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天神ザンゲ岩。
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懺悔のポーズがわからない。ラジくんにいたっては普通にピース。笑
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どっちを見てもきれいだなー。
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前回7月に来たときは、天神ザンゲ岩付近から頂上までの間は、まったく展望がきかず、すごい展望ひろがってるんだろうとは想像はしてたけど、ほんとすごい景色だった。
ヤマナカさんと、ラジくんも大喜び。もちろん俺と、クリコも大喜び。
谷川岳を選んで良かったよー。


トマの耳到着。
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さあお昼お昼。
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谷川連峰縦走路方面。
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帰りにちょっとだけ歩いてみよう。

この時、西の方から雲がだんだん迫ってきてた。山頂は、風が強く寒かったので急いでご飯を食べて、次のオキの耳へ。

みんなでヤッホー。
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オキの耳到着。
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凄かー。怖かー。凄か断崖絶壁じゃー。
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きれいかー。
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トマの耳方面。
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ラジくん得意のポーズ。
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クリコ得意のポーズ。
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さあ、そろそろ戻るかっつって降り始めたとこで、トマの耳が雲に凄い勢いでつつまれてた。その雲の動きの美しさにずっと見惚れてた。
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ここが今日のハイライトだったなー。ほんとに夢の中のような光景だった。
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縦走路、万太郎山方面もすっかり雲に覆われてしまった。凄いなー。
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この後、辺りもすっかり真っ白になってしまって急いで下山。
俺たちで、ギリギリ展望見れたんだなー。この後すれ違ったおじさんは、あーダメかー。せっかく来たのになー。とボヤいてた。あと15分早ければ良かったのに。

太陽も真っ白。
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肩の小屋から万太郎山方面にちょっとだけ行ってみる。
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ものすごい風。すぐ引き返す。

熊穴沢避難小屋で小休憩。
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ヤマナカさん、登山中でも仕事の電話がかかってくる。大変だのー。
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天神平ロープウェイ乗り場に無事到着。
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帰りに湯テルメ谷川で汗を流す。
ここは、前回もよったとこで、安いし露天の雰囲気も良かったのでお気に入りです。

ここでまったりしてたら、もう動きたくねーモードに。
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帰りは、俺の運転で帰ります。
作業車なのでなんか仕事帰り気分。
赤城高原SAで腹ごしらえして、さてがんばって帰るかー。


前回、谷川岳来た時、ガスでまったく展望きかず、でも、見えるとこだけでもすごく綺麗な山だなーと感じてました。いったいどんな景色がひろがってるんだろうと思ってたんだけど、ほんとに素晴らしかったです。
谷川連峰は、谷川馬蹄形ルートとか、平標山への縦走路とか、いろんなルートが楽しめるし、季節を変えればまた違った顔が見られるし、ほんとに何度来ても楽しいと思います。
危なすぎないちょうどいい感じの鎖場とか、初心者でも安心して行けるし、登ること自体が楽める山だと改めて思いました。
いつかラジくんにネパールの山を案内してほしいなー。ヒマラヤ山脈を見に行きたい。

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日向山 白砂輝くファンタジーな頂き


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11/7。

前日会社の飲み会の席で、明日ヒビさん休みねと伝えられ、帰宅時、クリコに明日山行く?と聞いたら行く行く!と言うことで急遽山に行くことに。
しかしながら、クリコは風邪が治ったばかりの病み上がり。
軽めの山にしてほしいということで、南アルプス前衛の山、日向山を選びました。
去年行った友達から、すごくよかったって聞いてて、いつか行きたいなと思ってたので、ちょうど良い機会だと思いました。


6時に出発する予定が、もたもたしてる間に7時くらいになり、すっかりぐだぐだモード。
駐車場が、すぐうまっちゃうって聞いてたので、車止められなかったら、近くの尾白川渓谷の渓谷歩きに変更しようくらいのゆるい感じで出発。

クリコがうんこに関する話を熱く語るので、それに気を取られ、降りる予定のインターチェンジを通り過ぎ、予定は遅れに遅れ、こりゃ無理かなと思ったけど、林道脇のスペースに無事停めることができました。


と言うわけで、予定より2時間遅れで、矢立石の駐車場から登山開始!

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序盤は樹林帯をひたすら歩く。

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と言うかこの日向山、三角点のある山頂もまったく展望無しで、最後の雁ケ原という展望地まではほぼ展望ゼロ。
行程は短いけど、もくもくと森の中をひたすら歩く、調子の上がらないクリコには、若干修行チックな登山となりました。

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紅葉はいい感じ。

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穴。

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穴から。

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国土交通相の雨量計。ほんと変化の無い山行なのでとりあえずの目印。

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日向山山頂。三角点だけの地味で素っ気ない山頂。

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雁ケ原にでる最後の登り。

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ここを登りきった先行者が登り切るたびにオー!って歓声をあげている。
ここまで変化の無さに耐えていただけに、展望が開けた瞬間の感動は大きいです。
そして、花崗岩が風化してできあがったらしい、砂浜のような、雪山のような奇妙な白い風景。

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雁ケ原のこの白い花崗岩が、どこまで続いてるのかはわかりませんが、見える限りの谷底まで続いていました。

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ここ歩くのはけっこう怖かった。
クリコが行ったときに、周囲の人が「あの女の子すごーい!」と言っていたのに、俺が行ったときは「あの人あぶない!」と言っていたらしい。
ちなみに、え?女の子?というツッコミは無しで。

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笑顔でケリ。

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危険地帯でピース。

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謎のポーズ。

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この下に錦滝の方に続く下山道の分岐があります。

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八ヶ岳はこんな感じ。

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並んでお弁当を食べる人々。

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甲斐駒はまったく見えませんでした。残念!

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日向山、道中の変化の無さに耐えた結果の山頂の突き抜け感がすごいです。
今日は、天気がイマイチだったけど、これで天気が良かったら、この突き抜け感、すごいことになっていたと思います。
 







山梨県立美術館 美しき山の絵

昨日、山梨県立美術館で見た山田敬中という人の屏風絵。
よかったなー、もう一回見たいなーと思ってネットで探したんだけど、まったくヒットせず。
クリコに話したところ、見たいというので、今日もう一回行くことに。

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出かけるときは雨が降ってて、今日1日雨だろうと思ってたら、笹子トンネルを過ぎると完全に秋晴れ。
昨日の帰りも、笹子トンネルを境に完全に天気が変わった。不思議だ。

セレブピカソ様は、特別展示なので、常設展示料金プラス1000円。だから今日はパス。

でも、ピカソ以外は、全部見れる。ミレーも、もちろん見れる。順番にミレーから見ていくけど、目的は山田敬中の朝霧一本なので、ついつい早足になる。


この朝霧というタイトルの屏風絵。
浮世絵師、日本画家である山田敬中という人の大正2年の作品。

僕が山に行くようになって感じてる山の美しさそのままが描かれてる。
強い自己主張や、大きくデフォルメする事も無く、どちらかといえば、淡々と素直に、見えるままを描いた感じ。

まず朝霧という美しいタイトル。それを表す靄がかった繊細な山の景色。
山間の谷にかかる橋を渡る馬と人。
前を行くのは、腰の曲がったお爺さん。
お爺さんが引く馬の背には、大きな荷物が乗っている。
後ろを行くのは息子なのか。
やっぱり大きな荷物を乗せた馬を引いている。
橋の右手は断崖で、水が染み出している。
橋の左手は草原が広がっている。
奥には、おりかさなる山々が、霞みの向こうにうっすら見えている。
岩肌の陰影、サラサラ流れる川の音、鳥のさえずり、朝日の中霧がゆっくりと動いていくところとか、風で揺れる草木の小さな音や、そういうのがアニメーションのように、今にも動き出しそう。

山田敬中という人自体、すごく情報が少ないので、どんな人なのかよくわからない。

ポスターや、ポストカードにもなってないし、ネット上にも一切でてないので、この絵を見るには、山梨県立美術館に行って見るしかない。
山が好きな人はぜひ見てください。

クリコが描いてくれた朝霧のイメージ画。

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甲府の駅の近くのパン屋で、パンを買って、美術館に戻って遅い昼飯。

野外イベント会場から、なにやら音楽が聴こえるので、それを見物しながらパンを食う。

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秋晴れのもと、昭和歌謡や、ジャズを演奏するバンド。
気持ちよくてうとうと。

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公園内で日向ぼっこしてた白猫。うちのミルクによく似てる。

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しめに勝沼にある、ぶどうの丘の風呂屋、天空の湯。
露天風呂からながめる、甲府の街の夜景が美しかった。

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また忘れた頃に朝霧見に行こう。








 










大菩薩嶺 からの観光旅行

今日のブログ長いです。

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年2くらいで行ってる一泊二日の父との旅行。
せっかくだから今回から山登りを絡めて行ってみよう!ということでまず目的地を石和かんぽの宿に設定しました。
で、そこから近くて、手頃な山はどこかと吟味。

父は、元気だとはいえ、齢81歳。
あまり岩場とか、急登とかは好ましくありません。
その点、大菩薩嶺は、比較的老人にもやさしそうな感じを受けました。
上日川峠から登れば、行程も短いし、そんなに急登とかも無さそう。
景色も素晴らしそうだし、山頂からの稜線を歩くのも気持ちよさそう。
金峰山だの、瑞牆山だの検討しましたが、父も大菩薩嶺がいいということで決定です。


今回の旅行は、我が家の飼い猫ミルクの世話と、クリコの実家の飼い猫おーちゃんの世話があるためクリコ不参加。
したがって、俺と父の男だけの二人旅となりました。
普段から耳が遠い上に、自分のしゃべりたいことだけしゃべったら完結という会話が一方通行ぎみな父。そして、とりわけ無口な俺。
潤滑油的な役割を担っていたクリコがいない。2人だけでコミュニケーションが成り立つのか?

不安です。



さて、当日の朝起きると、富士山くっきり!

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高尾山の真ん中の、へこんだところに、ちょろっと見えてる白いやつ。
富士山の頭です。夏の間はどれが富士山かわからなくなります。
こないだの初冠雪でやっと富士山確認できました。


朝、6時半出発。中央道をかっ飛ばし、勝沼ICで降ります。そっから下道を30分くらい走ると、上日川峠の駐車場に着きます。

8時半登山開始。

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ロッヂ長兵衛脇の登山口。

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土の登山道からも行けますが、ここは歩きやすい舗装路を歩いて行きました。
天気もいいし、ご機嫌です。

どっかでピギャー!ピギャー!ピギャー!と3回何かの鳴き声が聞こえました。
猪でもいるのかな?

30分くらいで福ちゃん荘に到着。

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ここで周回路をどっちまわりで行くか相談。
唐松尾根を下りでつかうのは、避けたいとの父の意見を尊重して、唐松尾根を登りでつかって大菩薩嶺山頂から先に行きます。
つまり、福ちゃん荘から時計回りで行きました。

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紅葉と父ちゃん。

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絵になる男です。


「ゴン入り峠」

権三さんはニッチもサッチもいかなくて

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立ち枯れのこの身を焦がし

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風に乗るんじゃとうそぶいて

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寂れた冬 尾根道

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雲上に浮かぶ南アルプス。美しいです。

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雷岩。

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雷岩をバックに。

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大菩薩嶺山頂。四方を木に囲まれていて展望はありませんが、趣のある山頂です。

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雷岩に戻って、大菩薩峠までの稜線歩き。これが一番の本日のメインイベント。
山頂から雷岩に戻った時にけっこうガスってて、こりゃ詰んだわと思ったけど、すぐに晴れ間が戻ってきました。

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横目に南アルプス。あー、なんてきれいなんだろう。

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風もそんなに無く、おだやかな稜線ハイキング。平和です。

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雷岩から40分ほどで大菩薩峠、介山荘に到着。

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昼休憩。ここで、やたらと周りの人に写真を撮ってあげると声をかけるおじさんを横目に見ながら、クリコお手製のおにぎりを食いました。

そして介山荘のご主人も、お客さんになにかをけんめいにアピールしてました。
他者に自分アピールする人を2人見ると、なにかお腹いっぱいになりました。

大菩薩峠にたたずむ権三さん。

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ちなみに権三さんというのは、歌の中に登場する架空の人物です。父の名前は権三さんじゃありません。


さて、下山。


大菩薩嶺、たしかに稜線歩きとか素晴らしかったです。
でも、ちょっと行程が短すぎて、ガッツリ行きたい気分の人は、物足りないと思います。
でも、冬に雪の大菩薩嶺とかすげーよさそう。
でも、冬は、上日川峠までは、車が入れなくなるらしい。
裂石から登ると倍くらいのコースになるなあ。確かにガッツリ行けるけども…。うーん。

上日川峠の駐車場に戻り、そこからほったらかし温泉をめざします。



フルーツ公園の丘の上から甲府盆地を望む、最高に展望に優れた露天風呂を要する大人気の温泉です。
夜は甲府の夜景。昼は真正面に富士山。

最高なんだけど、大人気すぎて休日の夜とかは大混雑。
なので、今回、平日の昼間をねらって行きました。

これは、出てから外で撮ったんだけど、こんな感じで真正面に富士山。

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最初、雲に隠れてたんだけど、しばらく待つと見事な勇姿を拝ませてもらえました。


あっちの湯と、こっちの湯、2つの湯があって、どっちかしかはいれません。
あっちの湯は、広くて展望も雄大。だけど、それゆえに劇混み。
前回、あっちの湯に休日の夜来て、大混雑で、あんまり落ち着けなかったので、今回はこっちの湯に入ってみました。

こっちの湯は、広さは、半分くらいで素朴で、味わい深い秘湯という感じ。常連はこっちの湯を好むと聞いていたけど、なるほどと思いました。

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外にあった謎のオブジェ。

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日の出前から営業してて、露天風呂に浸かりながら、ご来光を拝めるという素晴らしい入浴のしかたもできるみたいです。

風呂から上がった後も、外に食べるとこもあるし、休憩できるベンチもたくさんあるので、長居できると思います。
そして、そもそも、なにをほったらかしてるんでしょうか?




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 15時半頃、石和かんぽの宿にチェックイン。

父ちゃんは、さっそく爆睡。

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俺はブログを書きます。

部屋からの夕焼け。

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夕ご飯。

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こういうところの食事って、少ない量をちょこちょこ持ってくるので、サッサと食い終わっちゃうと料理と料理の合間がひま。

そして、耳が遠くて、会話が一方通行の父と、とりわけ無口な俺の組み合わせ。
雑なコミュニケーションになるのは必至です。でかい声でひたすらしゃべりまくる親父、俺の受け答えなんか聞いちゃいません、言いたいことだけ言うと満足の親父。
潤滑油クリコがいないと、オーバーヒート寸前です。


部屋に帰って、テレビで馬鹿でかい音で野球を観て、また父は風呂へ。

第1日目は、こんな感じで暮れていきました。

  
2日目。


朝起きると、真正面に雄大な南アルプスが。昨日はまったく気づかなかった。

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北岳も初冠雪したらしく、山頂は白いです。

朝バイキング食って、チェックアウトして、美術館でピカソと、ミレー見て、談合坂でラーメン食って帰ってきた。

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ピカソはかっこいいな。セレブって感じだな。悩んだり、葛藤したりっていう形跡がない。若い頃からあらゆる手法で、自分が思った作品を作って、それがまた時代の潮流になっていく。
ピカソ自身もかっこいいから、自分自身の写真も作品になっちゃう。
 
晩年の作品とかすごくポップで、ポップアートと呼べるんじゃなかっていうぐらいポップだったな。

ミレーはきっと女好きだと思う。

きっと、作品の対象をすごく愛してないといい絵にはならない。ミレーはいろんな女性を愛したんじゃないかな。

羊の絵が得意な人は、すごく羊を愛したんだと思う。

あと、日本画で、屏風に描かれた絵が好きなのがあった。山田敬中という人の朝霧という絵。
たぶん時代背景は江戸時代で、山の中を馬を引いて歩く人が描かれてる。

一番最近作った自分の曲で、ゴン入り峠という曲があるんだけど、その曲の背景にすごくリンクする感じ。
時代は、江戸時代。山の中で一人で暮らす権三さんという人の一年間を描写した曲です。

今回のブログの前半、大菩薩嶺の章で、父の写真に絡めてゴン入り峠の詩をのせてます。

この絵を見たとき、なにかなつかしさすら感じた。
もう一回この絵を見たいなと思って、ネットで探したんだけど見つからなかった。

また山を主題にした曲をつくりたいな。